きらぼしコンサルティングが関東STARTUP RUNWAYに加盟
きらぼしグループの一員である株式会社きらぼしコンサルティングが、関東地域のスタートアップ支援プラットフォーム「関東STARTUP RUNWAY(関東SR)」に新たに加盟したことを発表しました。これは、金融とビジネスの両面からスタートアップを支援するという、同社の将来的な理念を体現した出来事です。
背景と経緯
関東エリアは、日本でも有数の経済圏として知られており、多様な産業と人材が集まっています。しかし、地域ごとの資金調達や事業成長に差があるのも事実です。特に、テクノロジーを駆使したスタートアップ企業にとっては、必要とする投資家や金融機関との出会いが依然として難しいという現状があります。
そのため、地域に根ざした金融機関やベンチャーキャピタルが連携し、起業家が必要とする資金や知見、ネットワークを総合的に提供する仕組みとして「関東SR」が立ち上がりました。
また、きらぼしコンサルティングは、特に初期段階のスタートアップをターゲットとし、ベンチャーファンド「Kconイノベーション1号投資事業有限責任組合」を設立しています。このように地域特性と関東SRの目指すビジョンに共感し、今後の支援を行っていく方針です。
今後の展開
関東SRのプラットフォームを活用して、きらぼしコンサルティングはスタートアップが抱えるさまざまな課題を解決する支援を行います。具体的には以下の取り組みを通じてユニコーン企業の創出も目指します:
1.
事業ブラッシュアップと資金調達相談
事業内容を精査し、資金調達のための戦略を練ることをサポートすることで、スタートアップの基盤を強化します。
2.
起業家向けイベントの開催
ネットワーキングの機会を提供し、起業家同士の交流や情報交換を促進します。
3.
グループ連携の強化
きらぼし銀行SS(Start-up Studio)部と提携し、より質の高いコンサルティング機能を提供することで、スタートアップの成功を後押しします。
また、全国のSTARTUP RUNWAYネットワークを利用して、既に構築されている中部や中四国、東北地域のエコシステムとも連携を図り、持続可能な支援体制の確立を目指しています。
関東STARTUP RUNWAYとは
関東SRは、関東地域の地方銀行やVC、支援機関が一体となって、起業家やスタートアップへの「資金調達」、「事業ブラッシュアップ」などの支援を行うプラットフォームとして機能します。
各機関の強みを活かし、協力出資やナレッジ共有の枠組みを構築し、スタートアップが地域内で事業を拡大し、さらに成長するためのサポートを行います。
これにより、きらぼしコンサルティングは企業経営に新たな価値を提供し、地域経済の持続可能な発展に大きく寄与することが期待されます。
会社概要
所在地:東京都港区南青山3-10-43 きらぼし銀行内
設立:1984年7月
代表取締役社長:中野良明
事業内容:コンサルティング事業、会員サービス事業、人材事業
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