防災とプログラミングの融合
2025年の春、神戸市で新たな試みが開催されます。「防災プログラミングキャンプ~ハザードマップから考える災害に強いまち作り~」。このイベントは、映画館の運営を行うオーエス株式会社と、小中学生向けプログラミング教育を提供する株式会社ハックの共同企画で、未来の防災力を子どもたちと共に育むという目的を持っています。
このキャンプは、2025年3月26日と3月29日の二日間にわたって実施され、参加者は小学生が対象となっています。子どもたちは、災害に関する基礎知識を学びながら、プログラミングを通じて「災害に強いまち」を設計し、実際に自分のアイデアを仮想空間で表現します。
イベントの背景
オーエス株式会社は、映画館をただのエンターテインメントスペースに留まらせず、地域の文化や情報発信の拠点として活用したいと考えています。その中で約2025年からスタートした「CINE LAB(シネラボ)」という体験型ワークショップでは様々なテーマが用意されていますが、今回のプログラミングシアタースクールは特に防災をテーマとしたものです。子どもたちが未来の社会問題に対して自ら考え、行動に移す力を身につける機会となることでしょう。
プログラム詳細
この防災プログラミングキャンプでは、以下の内容が行われます:
1.
災害の知識:様々な災害の種類(地震、 floods, 台風など)やその対策について学びます。
2.
地域リスクの把握:ハザードマップを利用して、自分たちの住む地域のリスクを理解します。
3.
設計とプログラミング:独自の教材『ハッククラフト』を使い、自分たちの「災害に強いまち」を設計します。具体的には、必要な要素を考慮して、仮想空間でプログラミングを行います。
4.
発表会:最後に、映画館のスクリーンで完成した町を上映し、参加者同士での発表会やバーチャルツアーを楽しむことができます。この体験を通じて、防災への理解を深めることができます。
参加者募集
このイベントの参加人数は制限されており、先着14名までとなっております。また、「一般価格」と「ハック会員価格」が設けられており、それぞれ15,500円と13,900円(税込)となっています。申し込みはLINEを通じて行うことができ、詳細は公式サイトにてご確認いただけます。
本企画は、単なる学びを超えて、楽しい体験を通じて子どもたちの創造力を引き出し、未来の防災に対する意識を高めることを目指しています。全国からの参加をお待ちしております。
このような子どもたち向けのプログラムが全国各地で増えれば、将来の防災対策がさらに強化されることでしょう。新たな視点から防災について考え、自分たちの未来を一緒に作っていくことが求められています。参加を希望する方は、ぜひお早めの申し込みをお勧めします。