新サービス「AI Accelerate」
2025-07-07 10:30:40

企業のAI導入を支援する新サービス「AI Accelerate」始動

ファインディ、新たにAI導入支援サービスを展開



ファインディ株式会社(東京都品川区)は、企業のAI導入や活用を支援する新サービス「AI Accelerate by Findy Team+」の提供を開始した。このサービスは、企業が抱えるAI活用の具体的な課題に対する解決策を提供することを目指している。

AI状況と企業の課題


昨今、企業におけるAI導入への関心が高まる一方で、具体的な導入方法や人材の不足といった様々な課題も明らかになっている。当社の調査によれば、回答者の91.8%が業務で生成AIを活用している一方、プロダクト開発にその活用が広がっていない現状が浮き彫りとなった。

特に、エンジニアたちは「信頼性やセキュリティへの懸念」を抱えており、それがAI導入の障壁となっている。このような背景から、AI導入を適切に進めるためのサポートが求められているのだ。

AI活用の障壁


さらに、AIの活用面でも課題が存在する。ファインディによる調査では、多くの開発現場では古い開発ツールが用いられており、これはAIツールの実装を制約している。およそ53.5%のエンジニアが「要件定義の不明確さ」を主な問題として挙げており、これは納期遅延や成果物の質の低下といった形で影響を及ぼしている。

また、開発者体験においても満足度は低く、特にCI/CDパイプラインに関する満足度はわずか14.2%という結果が出ている。こうした状況が続く中、改善への意欲はあるものの効果を定量的に測る仕組みが不足していることも分かっている。

AI Accelerate by Findy Team+の特徴


新たに開始された「AI Accelerate by Findy Team+」は、ファインディがこれまで培ってきたノウハウを生かし、企業のAI導入を包括的に支援する。具体的には、AI活用に必要な環境整備や効果測定を行い、ROIを最大化することを目指している。特に、生成AI導入前の効果予測や段階的な導入、継続的な改善に至るまでをサポートする。

さらに、業界ベンチマークとの比較も行い、自社の競争優位性を確立するための指針も提供する。

Findy Team+とは


「Findy Team+」は、特許技術を用いて様々な開発データを解析し、開発組織のパフォーマンスを向上させるSaaSである。これにより、開発生産性や開発者体験を可視化し、ビジネスインパクトを評価するデータドリブンな戦略的意思決定をサポートしている。

このサービスは、2021年10月の正式リリース以降、すでに850社以上が導入しており、開発組織の生産性向上に寄与している。

企業情報


ファインディ株式会社は、2016年に設立された企業で、「エンジニアが不安なく挑戦できる世界」を目指している。これまで、IT/Webエンジニア向けの転職サービスやフリーランスエンジニア紹介サービスなど、様々なサービスを展開しており、現在では累計20万人の会員登録数を誇る。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
ファインディ株式会社
住所
東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。