2026年クラシック音楽会議開催の背景と主題

2026年クラシック音楽会議の開催が決定

2026年3月28日、立教大学池袋キャンパスにて、クラシック音楽会議が開催されます。本会議は、急激に変化するクラシック音楽の業界において、我々が直面している様々な課題をクリアにし、未来に向けての戦略を見出す場として企画されています。

業界の変革に直面するクラシック音楽

近年、クラシック音楽界は多くの転機を迎え、多様な刺激を受けています。特にデジタル技術の進展や、COVID-19がもたらした影響により、聴衆層が多様化する中での演奏活動や収益モデルの変革が求められています。これにより、音楽家たちが直面する課題は以前にも増して深刻化しています。

若年層へのリーチの課題

特に若年層に対するアプローチが重要視されている中、業界全体が持続可能な発展を遂げるためには、若者がクラシック音楽に触れる機会や体験を増やす必要があります。演奏家やオーケストラ、教育機関が共同してこの課題を克服し、アートフォームとしての価値を向上させることが求められています。

会議内容とテーマ

本会議では、音大に入学した学生が卒業後に直面する課題や不安に焦点が当てられます。講演は成田悠輔氏が行い、テーマは「音大いってそのあとどうする？」です。このテーマは、学生が卒業後のキャリアに対する情報不足や、演奏家としての道の厳しさについて考える重要なものです。

キャリアの多様性と情報収集の重要性

音大生のキャリアパスは多岐にわたり、演奏活動だけでなく学校教員や一般企業への就職、さらにはフリーランスの道も選択肢として存在します。しかし、実際には多くの学生が進路に対する不安を抱いているのが現実です。

音楽業界で成功するためには、自分の個性を明確にし、これを効果的に社会に発信していく能力が必須です。このため、会議では10名のパネリストと共に、進路やキャリアに関する情報不足やセルフブランディングの重要性について具体的な議論が行われます。

イベント詳細

- 日時：2026年3月28日（土）12:00～15:30
- 会場：立教大学池袋キャンパス 9号館 9000教室（500名収容）
- 参加費：6,000円
- 申込期間：2026年1月15日（木）～3月20日（金）

なお、参加申し込みは先着順となっているため、早めの申し込みをお勧めします。

お問い合わせ

本会議に関するお問い合わせは、一社）日本音楽協会までお願いいたします。
所在地：神奈川県藤沢市鵠沼東1-1-3F
HP：https://classicmusic.tokyo/conference/
E-mail：info＠classicmusic.tokyo

クラシック音楽会議は、今後の音楽界を牽引する貴重な場となることでしょう。業界の変革を考えるこの機会をお見逃しなく！