睡眠時無呼吸症候群
2025-07-15 14:31:44

女性の睡眠時無呼吸症候群に関するシンポジウムを開催したレスメド

睡眠時無呼吸症候群に新たな光を当てるシンポジウム



スリープテックのグローバルリーダー、レスメド株式会社が主催したシンポジウムが、女性の睡眠時無呼吸症候群(SAS)に焦点を当てた重要なイベントとなりました。6月29日、東京で開催されたこのシンポジウムは、日本睡眠学会第49回定期学術集会の一環として行われ女性の睡眠問題を考える貴重な機会となりました。

女性特有の症状に注目



女性は男性に比べて睡眠時無呼吸症候群の特定が難しい傾向にあります。一般に知られているのは、いびきという 明確な症状ですが、女性の場合は異なり、疲労感や不眠、不安などのさまざまな他の症状を示すことが多いです。さらに、ホルモンバランスの変化—月経、妊娠、更年期—は睡眠の質をさらに低下させる要因となります。レスメドのメディカル・アフェアーズ ディレクター、Alison Wimms氏はこの点について、現在の診療制度では女性の睡眠時無呼吸症候群に対するアプローチが不十分であると指摘しました。

夜間の睡眠の重要性



シンポジウムの中で、東京大学の林教授は、特にレム睡眠のメカニズムについて詳細な解説を行いました。レム睡眠は、深い眠りの質を高めるために重要であることが示されており、日本人は特に夜間の睡眠が不足していることがアピールされました。教授は「質の良い夜間の睡眠が重要」とし、その必要性を強調しました。日中の仮眠だけでは睡眠の質が改善されず、夜間の質の良い睡眠が必要です。

日本独自の問診票の重要性



池上医師は、女性特有の症状を考慮した日本独自のスクリーニングツールの開発について紹介しました。現在用いられている「STOP-BANG質問票」や「ベルリン質問票」の問題点を指摘し、性別に応じたより適切な質問票を提案しました。池上医師によると、「いびきが無いからといって、睡眠時無呼吸症候群ではないとは限りません。」とし、女性がより早期に自身の状態に気づく必要性を訴えました。

睡眠リテラシー向上を目指して



シンポジウムの座長を務めた髙岡院長は、子供から大人までの夜型生活が進んでいる現状に対し、睡眠日誌やスマートフォンアプリの活用を提案しました。自身の睡眠習慣を可視化することで、睡眠の重要性を理解するきっかけを提供するともに、徐々に関心を持てるようになると強調しました。

レスメドの役割



レスメドは、世界140カ国以上で多くの人々に健康的な生活を提供するための革新的なヘルスケア技術を提供しています。特にAIやデジタルヘルスソリューションが注目されており、在宅での医療がよりパーソナライズされたものになるよう支援しています。今後もレスメドが、睡眠と呼吸、ひいては全体的な健康を向上させるための取り組みに注目が集まります。

このシンポジウムは、女性の健康から睡眠の重要性まで多くの学びを提供しました。これを契機に、より多くの人々が自らの睡眠に対して興味を持ち、健康を意識した生活を送るきっかけになることを願いたいものです。


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会社情報

会社名
レスメド株式会社
住所
東京都千代田区岩本町3-2-4岩本町ビル3F
電話番号

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