物流業界に革命をもたらす『LOGION習志野』
2025年12月19日、千葉県習志野市に安田不動産株式会社が手がける新たなボックス型物流施設『LOGION習志野』が竣工します。この施設は、企業のニーズに応える最先端の冷凍冷蔵技術と、環境への配慮を兼ね備えた重要な拠点となるでしょう。
立地と機能性の両立
『LOGION習志野』は物流の中心地である習志野市茜浜に位置し、東関東自動車道『谷津船橋インターチェンジ』からわずか1キロの距離。また、JR京葉線の『新習志野』駅からも徒歩圏内で、市内外の交通の便が非常に良い立地です。この立地は、企業にとっての雇用確保や物流の拠点としての重要性を高めています。
施設内は、チルド・フローズン対応の冷蔵設備が導入されており、温度調節が可能な区画を備えています。これにより、様々なテナントの要望に柔軟に応えることができます。また、倉庫の高さは梁下有効天井高5.5メートル、床荷重は1.5トン/㎡と、広範囲の最新物流ニーズをカバーしています。
環境に優しい設計
この物流施設の特筆すべき点は、環境への配慮です。冷却設備には100%自然冷媒を使用したシステムが導入されており、経済的かつ環境にも優しい運用が行われます。また、屋上には太陽光パネルが設置され、自家発電が可能です。このように、持続可能な発展を志向する施設設計がなされています。
ブランド名とその背景
安田不動産は、今後の物流施設に共通するブランド名を「LOGION」と設定しました。この名称は「Logistics is on.」の略で、物流の継続性を示すものです。また、「ON」には人々の「温」もりを大切にし、感謝の気持ち「恩」を届けたいという思いが込められています。ロゴマークには物流のスピード感を表現する斜線が使われています。
テナント情報
『LOGION習志野』のテナントには、株式会社北部市場運送が決定しました。1979年設立され、食品輸送に特化し、安全・確実・スピーディーな物流を誇る企業です。新鮮な食品を届ける品質管理システムを持ち、全国の市場やスーパーマーケットと連携し、日本の食文化に寄与しています。
施設の詳細
- - 所在地: 千葉県習志野市茜浜一丁目4番1
- - 敷地面積: 3,961.40㎡(約1,198.32坪)
- - 延床面積: 8,093.69㎡(約2,448.34坪)
- - 構造規模: 鉄骨造地上4階
- - 事業主: 安田不動産株式会社
- - 設計・施工: 五洋建設株式会社
- - 賃貸契約開始: 2026年2月
『LOGION習志野』は、地域経済を支える重要な役割を果たし、テナント企業とともに成長していくことが期待されています。地域の活動促進に寄与し、持続可能な物流の未来に向けた一歩となることでしょう。