テックマジック、農林水産省のイノベーション事業に採択
テックマジック株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:白木裕士)は、2024年10月8日に発表された通り、農林水産省が実施する「中小企業イノベーション創出推進事業」(SBIR制度)の第2回において、補助事業として採択されました。この取り組みは、食品産業におけるスマート技術の開発と実証を目的としており、最先端のロボット技術を駆使して新たな価値を提供することが期待されています。
採択の背景と補助の内容
今回の採択により、テックマジックは最大24.1億円の補助金を受け取り、2027年度末までの実施期間を設定しています。これにより、調理、盛付、食器仕分け業務の自動化が進められ、アプリを活用したメニューのパーソナライズと、AIによる厨房オペレーションの最適化が図られます。具体的な内容としては、以下の3つが挙げられます:
1.
モバイルオーダーの導入
ユーザーのニーズに基づいた顧客体験の提供を目指します。
2.
業務の自動化による省人化
大規模な省人化を実現し、労働力不足の解消に寄与します。
3.
AIを活用したオペレーション最適化
調理プロセスをパーソナライズし、効率的な厨房運営を実現します。
中小企業イノベーション創出推進事業とは?
農林水産省の中小企業イノベーション創出推進事業は、日本政府のSBIR制度の一環として、革新的な技術を有するスタートアップ企業が持つ先端技術の社会実装を促進することが目的です。この制度によって、企業は実証実験を行い、市場におけるテストを通じて技術の信頼性を高めることができます。
テックマジックのビジョン
テックマジックは、「世界のおいしいを、進化させるパートナー。」というビジョンを掲げ、ロボット技術を駆使して、飲食業界の人手不足や効率化のニーズに応えています。私たちの使命は、食を取り巻く多くの企業が抱える課題を解決し、人々がよりクリエイティブで付加価値の高い業務に集中できる環境を整備することです。ロボットが単に労働力としての役割を果たすのではなく、美味しさや楽しさを共に創造することを目指しています。
事業内容の紹介
テックマジックは主に2つの事業を展開しています。
1.
調理ロボット事業
大手飲食チェーン店の厨房内における調理工程を自動化し、人件費の削減と生産性の向上を図ります。
2.
業務ロボット事業
食品工場やセントラルキッチンでの単純作業を自動化し、全体の業務効率を最大化します。
総括
今回の農林水産省からの採択は、テックマジックのロボット技術が食品産業において新たな未来を切り拓く一歩です。これからの展開に期待が寄せられており、自動化とAI技術の活用が、食品産業全体にどのような変革をもたらすのか、一層注目が集まることでしょう。
テックマジックのさらなる挑戦に、今後もご期待ください。