株式会社JULIA IVYが日本感性工学会で発表
株式会社JULIA IVY(東京都目黒区)は、最先端のアイブロウソリューション「HOLLYWOOD BROW LIFT」を展開しています。
700万以上の施術数を誇る同社は、2025年1月29日に眉専門のコスメブランド『HBL BEAUTY』を立ち上げる計画を発表しました。この新たなブランドは、アイブロウメイクの新しい可能性を提案するものです。
科学的なアプローチによるアイブロウペンシルの研究
同社は、金沢工業大学の神宮英夫教授との共同研究により、アイブロウペンシルの使いやすさを科学的に検証しました。この研究は、日本感性工学会の春季大会にて発表され、多くの関心を集めました。
具体的には、アイブロウペンシルにおもりを搭載し、重心を調整することで使いやすさがどのように変化するかを解析しました。
研究概要
研究では、被験者としてアイブロウメイクに慣れた女性10名を選び、異なる重さと重心位置を持つ3種類のサンプルを使用しました。
- - A: おもりなし(重心位置60mm)
- - B: 軽いおもり(3gで重心位置87mm)
- - C: 重いおもり(7gで重心位置100mm)
容量調整による「安定して描けるか」「重すぎで描きにくいか」を分析するため、様々な評価方法を導入しました。
実験方法
そして、この研究では以下の3つの評価方法を用いています。
1.
感性評価: アンケートによる主観的評価を通じ、利用者にどう感じるかを数値化しました。
2.
記憶による評価: 施術時の使いやすさを思い出しながら、実際に線を描き、その面積を測定しました。
3.
生理指標: 心電計を用い、心拍変動を解析し、リラックス状態を測定しました。これによって、無意識的なストレスを感じているかどうかを分析しました。
研究結果
研究から得た結果は、3g前後の重りが最適であることを示唆しています。感性評価や記憶による評価では、重りを搭載した方が使いやすいという意見が多数寄せられました。また、生理的指標では、初めての使用時には違和感を感じたものの、次第に使いやすさが向上することが明らかになりました。
新製品と眉毛美容文化の推進
JULIA IVYは、眉毛美容を日本の文化として根付かせることを目指しています。今春に予定している新たなアイブロウ製品は、研究の成果を応用したものです。
これにより、ユーザーがより楽しく眉を描く体験を提供し、ネガティブなイメージを払拭して、毎朝のメイクを楽しめるようにします。また、HBL BEAUTYは、感性に寄り添った製品開発を今後も続けます。
この革新的な取り組みと製品は、眉毛美容の新たな時代を切り拓き、日本文化に貢献することを目指しています。
福井仁美社長のビジョン
福井仁美社長は「科学の力で使いやすさを追求し、眉メイクの文化を発展させることが私たちの使命です」と語ります。業界初の製品ラインナップを通じて、セルフメイクの新しい可能性を提供し、女性の雇用促進にも貢献していく所存です。
今後の新製品の詳細は、公式サイトにて随時発表される予定です。