ビットプロパティーの登場
2016-06-15 11:00:03
ブロックチェーンを駆使した新しい不動産投資の形|ビットプロパティーの登場
新しいフィンテックプラットフォーム『ビットプロパティー』の誕生
2016年6月17日、ブロックチェーン技術を活用したフィンテック・プラットフォーム『Bitproperty(ビットプロパティー)』のクラウドセールサイトが公開されました。
このサービスは、REIT(不動産投資信託)をブロックチェーン上でトークン化し、契約、取引、売買を行うことを目的としています。特に、投資家にとっては、ビットコインを使用してREITトークンの先行購入ができる新たな機会となるでしょう。
サービスの特長
Bitpropertyのクラウドセールサイトでは、実際にビットコインを用いてBTPトークンを購入することが可能です。また、REITをブロックチェーン上にデジタルアセットとして変換するためのサービススキームについての詳細や、BTPトークンの購入によるメリットについても解説されています。
さらに、ビットプロパティーが目指す新しい不動産投資の形や、どのようにして投資家が利便性を享受できるかを説明するコンテンツも用意されています。
沖縄県石垣島の不動産アセット
クラウドセールの対象となる不動産アセットは、ビットプロパティーが株式会社日建ハウジングから買収予定の沖縄県石垣島の太陽光発電施設です。このプロジェクトは国内外の投資家にとって、地理的特性を活かした魅力的な投資先となりそうです。
フィンテック市場の成長
近年、テクノロジーの進化に伴い、特にスマートフォンやインターネットの普及が進む日本では、さまざまな新しいフィンテックサービスが誕生しています。近年の調査によると、日本国内でのフィンテック市場は2015年度に約33.9億円に達しており、2020年度には567.8億円に成長する見込みとなっています。
このような背景から、ブロックチェーン技術に対する関心も高まり、ブロックチェーンを推進するための組織も設立されています。ビットプロパティーはこうした市場のニーズに応え、2015年12月に日本市場に進出し、機関投資家を対象にリアルチャネルでの資金調達を実施。短期間で20,000BTC(約14億円相当)のBTPトークンが購入された事実は、その需要の高さを物語っています。
ビットプロパティーのミッション
ビットプロパティーは、中央集権からの解放を目指し、投資家が持つ可能性を最大化することを理念としています。つまり、分散型社会の実現を目指しながら新たなフィンテックサービスの開発に取り組んでいます。特に、全世界の投資家が自由にアクセスできる分散型eREITプラットフォームの確立がビジョンとして掲げられています。
企業情報
ビットプロパティー株式会社は、東京都中央区に本社を構え、2015年12月に設立。現在はスマートコントラクト技術を活用した分散型eREITプラットフォームの企画、サービス開発を行っています。また、マーケティングや顧客管理も手掛けています。国内外からの注目が集まる中、今後の成長が期待される企業です。
この新しいプラットフォームを通じて、より多くの投資家が不動産市場にアクセスしやすくなることが期待されます。是非、ビットプロパティーのクラウドセールサイトを訪れて、新たな投資機会に触れてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
ビットプロパティー株式会社
- 住所
- 東京港区六本木4丁目12−8第6DMJビル9階
- 電話番号
-
03-5412-7688