Quanmaticの挑戦
2024-09-30 22:36:27

Quanmatic、量子計算技術を駆使したビジネス革新を目指す資金調達に成功

Quanmatic、シリーズAで5.3億円の資金調達を実施



株式会社Quanmatic(以下、Quanmatic)は、この度、シリーズAラウンドにて5.3億円の資金調達を行いました。この資金調達には、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ、早稲田大学ベンチャーズ株式会社、JPインベストメント株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社が参加しています。

資金調達の背景



Quanmaticは2022年10月に設立以来、量子計算技術とAI、数理最適化技術との統合に挑戦し、従来の技術では解決が難しかった課題に取り組んでいます。早稲田大学戸川望研究室との共同研究による独自のアルゴリズムも実装されており、アニーリング型およびゲート型量子コンピュータに対応した計算技術の実証も進めています。特に、量子計算を活用した大規模な半導体製造工場の最適化に成功したことは業界に大きな影響を与えました。

この成果を基に、今後は物流や小売、飲食、素材業界など様々な分野での協業を加速し、企業の競争力を高めるための取り組みを進めていきます。新たに調達した資金は、技術のさらなる発展、優秀な人材の採用、大学との共同研究の強化に使われる予定です。

投資家の評価と期待



資金調達の発表にあたり、投資家たちから様々なコメントが寄せられています。東京大学エッジキャピタルパートナーズの陳嘉洋氏は、Quanmaticが世界で初めて量子技術を用いた製造プロセスの最適化に成功したことが業界を驚かせたと評価。「このエキセントリックな集団が描く未来に向けて、全力で支援を続けます」と述べました。

さらに、JPインベストメントの水上圭氏は、Quanmaticの取り組みが日本の持続可能な社会の実現に寄与すると考え、ポジティブな影響が期待できるとコメントしています。早稲田大学ベンチャーズの太田裕朗氏も、同社があらゆる情報技術を駆使して産業課題を解決するスタートアップとしての成長を期待していると述べています。

今後の展望



今回の資金調達は、Quanmaticが量子計算及びAIを中心に新たなソリューションの開発を進めるための重要なステップです。今後も技術の深化を図り、顧客企業の持続可能な経営を支えると共に、社会全体への貢献を目指していく方針です。これからの量子計算技術の革新やビジネスモデルの進化に、目が離せません。

会社概要



株式会社Quanmatic
  • - 本社所在地: 東京都新宿区西早稲田一丁目22番3号
  • - 代表取締役: 古賀純隆
  • - 設立: 2022年10月
  • - 公式ウェブサイト

この資金調達を機に、Quanmaticはさらに大きな挑戦へと舵を切ります。


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会社情報

会社名
株式会社Quanmatic
住所
東京都新宿区西早稲田1-22-3
電話番号

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