女性アスリートと共創
2025-11-17 14:05:11

さいたま市で新たなビジネス創出!女性アスリートと企業の共創プランが始動

さいたま市での新たなビジネス創出プログラム



令和7年度、さいたま市における「SOIP」(Sports Open Innovation Platform)では、女性アスリートと企業が手を組んで新たなビジネスを生み出そうとする取り組みが進んでいます。このプログラムには、スポーツを活用し、地域や社会の課題を解決することを目的とした共創プランが採択されました。特に注目されるのは、4つの異なるテーマに基づいた共創が行われることです。

SOIPとは?



「さいたま市版SOIP」とは、ビジネス創出を促進するために、企業と女性アスリート、スポーツチームが協力する仕組みです。埼玉県さいたま市は、地域の課題を解決するために、スポーツ振興条例を策定し、県内で地域ビジネスの活性化を目指しています。これにより、女性アスリートが先頭に立つモデルを構築し、社会的な課題の解決を図ることを目指しています。

採択された4つの共創プラン



以下は、選定されたプランの概要です。

1. 自分らしく健康に向き合うための取組
- 共創アスリート:尾池望(マラソン)、村上茉愛(体操)
- 企業名:株式会社wagamama
- 提案タイトル:カードゲームを用いた対話型生理セミナー
- コメント:アスリートからのリアルな声を基に、アイデアを磨くことができる機会を得られたことに感謝し、新たな出発にワクワクしています。

2. 自由な活動を可能にする環境づくり
- 共創アスリート:大山加奈(バレーボール)、小野塚彩那(フリースタイルスキー)
- 企業名:株式会社ダーツライブ
- 提案タイトル:スポーツダーツ活用
- コメント:アスリートと共に新しいプロダクトの可能性を探る機会を得られ、社会的課題に真剣に向き合えることに感謝しています。

3. 固定観念にとらわれない社会をつくる取組
- 共創アスリート:筏井りさ(フットサル)、市橋有里(マラソン)
- 企業名:株式会社SmileJapan
- 提案タイトル:産後の悩みを社会全体で支援する取り組み
- コメント:アスリートの視点を生かして双方の知識を持ち寄り、社会課題に立ち向かうプロジェクトを作りたいと考えています。

4. 女性の参画領域を拡げる取組
- 共創アスリート:小林円香(3x3バスケットボール)
- 企業名:株式会社おしんドリーム
- 提案タイトル:女性ドローンチームによる教育・エンタメ・防災モデル
- コメント:難題に挑む中で、女性アスリートの未来を拓くための具体的な成果を出していきたいと思います。

このように、各プロジェクトは女性の視点を重視し、地域や社会のニーズに応えるアイデアを実現しようとしています。これから約一ヶ月間の試作・検証を経て、2025年12月に中間発表が行われる予定です。

今後の展望



この共創プログラムの成果が期待されている中、2025年12月には成果発表が予定されています。中間発表にて、各企業が提案したプランの進捗状況や実際の結果を披露し、その後はさらに進化したフルプロトタイピングへ進む企業が選定されます。これにより、実際のビジネスとしての運営可能性を検討し、持続可能な形での社会実装を目指します。この取り組みがどのような成果を生み出すのか、今後の動向に注目です。

このプログラムは、運営関係者との密な連携の下、地域活性化に寄与する大きな一歩となることでしょう。新たなビジネスと社会課題解決の同時実現に向けた魅力的な取り組みに、ぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
株式会社ザスモールシングス
住所
東京都港区虎ノ門4-3-1城山トラストタワー27階
電話番号

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