ソウレッジがNEXUS GLOBALに参加
今年の6月、ソウレッジの代表である鶴田氏は、ニューヨークで開催されたNEXUS GLOBALに参加しました。このイベントでは、若者の性に関する課題解決を目指すソウレッジは注目を集めました。実際、NEXUS GLOBALでの参加により、米国の公衆衛生の専門家ナップ ホーサン氏から資金と知識の支援を受けることが決まりました。
ナップ氏はCadence OTCのCEOとして、緊急避妊薬「モーニングアフターピル」の販売をセブンイレブンで実現させ、アメリカにおける性と生殖に関する健康と権利(SRHR)の向上に寄与しています。ソウレッジは、ナップ氏の経験や知見を活かすことで、更なる活動の幅を広げ、国内の思春期医療の普及を加速させることを目指しています。
ソウレッジの活動
ソウレッジは、誰もが安全で安心な性生活を送れる社会を形成するために、多方面での取り組みを進めています。具体的には、性教育教材の提供や研修、緊急避妊薬の無償提供、政策提言などの活動を行っています。加えて、新たに2024年2月から始まる「SowLinks」プログラムでは、次世代のリトルイノベーターを育成するための海外研修事業を立ち上げ、若者の性に関する理解を深める支援を強化します。
今後の活動においては、ナップ氏とのパートナーシップを活用し、避妊薬の種類の充実や価格の低下を図る方針です。特に、コンビニエンスストアでの避妊薬販売に向けた提言は、若者の性に対するアクセスの改善に大いに寄与することが期待されます。
新たな展望
NEXUS GLOBALでの成果は、関係者の支援があったからこそ実現したものです。この概念を起点として、若者の性に関する課題に対する理解を深め、より良い未来を築くための基盤を構築していくことが期待されています。
今後も同団体の活動が何をもたらすのか、目が離せません。特に、ナップ氏がもたらす知識と経験がどのように活用されるか、関心が高まるところです。私たちの社会が抱える性に関する問題に対して、明るい光を当てるためのさらなる努力が求められるでしょう。
ナップ ホーサン氏のプロフィール
ナップ ホーサン氏は、米国の産婦人科医であり、医学博士の肩書を持つ公衆衛生の専門家です。また、カリフォルニア大学バークレー校にて母子保健の教員としても活躍しています。Cadence OTCのCEOとして、避妊薬へのアクセス拡大を使命とし、OTC避妊薬を利用できる環境作りに寄与しています。
ソウレッジの今後の活動が、より多くの人々に影響を与えることを期待し、応援していきたいと思います。