渡壁弥一郎氏がベクトロジーの顧問に就任
2019年4月1日、神奈川県横浜市に本社を置く株式会社ベクトロジーは、半導体産業での豊富な経験を持つ渡壁弥一郎氏を新たに顧問として迎え入れることを発表しました。渡壁氏は、1971年に三菱電機に入社し、半導体業界で著名な存在として知られています。彼の業績は数々にわたり、レーザー顕微鏡やエネルギー・環境関連の取り組みを通じて、レザーテック株式会社の取締役会長としても活躍してきました。特に、彼は一般社団法人半導体産業人協会で論説委員会の委員長を務め、横浜ITクラスター交流会でも重要な役割を果たしています。
渡壁氏の役割と期待
ベクトロジーの代表取締役社長である篠田義一氏は、「渡壁氏は長年、半導体業界を支え続けてきた重鎮です。彼の知見を活かし、FPGAコンピューティング開発技術を強化し、さらなる業種への展開を期待しています。」と語っています。渡壁氏の豊富な経験とビジョンが、ベクトロジーの技術革新にどのような影響をもたらすのか注目が集まります。
FPGAコンピューティングの利点
FPGA(Field Programmable Gate Array)は、CPUやGPUと異なり、特定のタスクに特化した並列処理を行うことができます。そのため、FPGAは1台のCPUで複数のFPGAを利用し、大容量のデータ通信が可能です。これにより、リアルタイム処理力や演算処理能力が向上し、特に設置スペースや省エネルギーが求められる分野での利用が進んでいます。データ量が増加する現代において、FPGAの重要性はますます高まっています。
株式会社ベクトロジーの概要
ベクトロジーは、FPGAコンピューティングを基盤とし、数値演算シミュレーションの高速化、ASIC向けプロトタイピング、そして筐体や基板設計のサービスを提供しています。自動車、医療、仮想現実、音声・画像認識、ディープラーニングなど、様々な分野でFPGA技術が貢献しており、特にリアルタイムでの演算処理が求められる環境において優れた性能を発揮しています。今後、複雑化する製品開発に対し、ベクトロジーの技術は重要な役割を果たすことが期待されています。
詳細は、公式サイト
ベクトロジーをぜひご覧ください。
お問い合わせ
本件に関する詳細なお問い合わせは、株式会社ベクトロジーの広報担当までご連絡ください。電話番号: 045-471-3886、Eメール: info@vectology.jp