株式会社バイタルリードが特別賞を受賞
島根県出雲市に本社を置く株式会社バイタルリードが、「第10回Ruby biz Grand prix 2024」で特別賞を受賞した。このコンテストは、プログラミング言語Rubyを用いてビジネス分野における新しい価値を創出するサービスや製品を評価・表彰するもので、同社が提供する「AIオンデマンド配車システムTAKUZO」が高く評価された。
TAUZUKOとは?
「TAKUZO」は、地方公共交通の新たな形を提案するシステムである。地方での交通利用の減少が続き、バス路線における赤字が問題視されている中、バイタルリードはタクシーサービスを効果的に利用した乗合交通の仕組みを構築した。このシステムでは、会員登録を行い、月額3,000~5,000円の定額料金で乗合タクシーを何度でも利用可能とする。
ただし、運行エリア内でも車両の数は限られており、他の利用者の予約が優先される。そのため、同じ目的地に向かう場合は「あいのり」が行われ、別方向の場合は時間をずらす必要がある。この需要に応じた運行を実現するために、高度なAIオンデマンド配車システムを導入している。
詳細情報は、
TAKUZOの公式サイトから入手できる。
Rubyとの関わり
バイタルリードがRubyを取り入れた背景には、島根県の地域特性がある。県内では、Rubyを基盤としたIT産業の発展が進んでおり、多くの開発事例と熟練のエンジニアが存在。これにより、地域のリソースを活かしたビジネス展開が可能となった。開発プロジェクトにおいては、Rubyの高生産性と柔軟性が特に重視され、迅速なプロトタイピングや機能追加が行えることが大きな強みとなった。
質の高い開発を実現
「TAKUZO」では、多機能を少ないコードで実現するRubyの特性と、豊富なライブラリを活用して、高品質なサービスを短期間で提供することが可能だった。島根県内での経験豊富なRubyエンジニアとの連携も、効率性を高める重要な要素であった。
地域の未来を共に創造する仲間を募集中
バイタルリードでは、ITエンジニアやコンサルタントなど、多様な職種の採用を積極的に進めている。興味のある方は、オフィシャルサイトで詳しい情報を確認し、オンラインカジュアル面談に参加することができる。詳細は
こちらから確認可能。
会社情報
株式会社バイタルリードは公共交通計画、観光振興、地域活性化を支援するコンサルタント事業や、AI技術を駆使した交通関連システムの開発・販売を行っている。1998年に設立され、島根県出雲市に本社を構える同社は、地域への貢献を目指している。
- - 会社名: 株式会社バイタルリード
- - 代表者: 代表取締役社長 森山昌幸
- - 本社所在地: 島根県出雲市荻杼町274-2
- - ホームページ: バイタルリード
- - 資本金: 45百万円
お問い合わせ先
株式会社バイタルリード
TEL:0853-22-9690
FAX:0853-22-9715