プログラム概要
新型コロナウイルスの影響で、自宅にいても学びの機会が乏しい高校生を支援するため、新たに「テック GIFT(Give Information and Future Training)」が始まりました。このプログラムでは、関西地方の高校生に対して、無償でノートパソコンとポケットWi-Fiを提供します。特に、ネット環境やPCがない状況にいる高校生が対象です。
目的と背景
新型コロナの影響で、学校に通えず、外出もままならない多くの生徒が新しい情報を得ることや、自己学習の機会を失っています。そこで、このプログラムは、限られた環境の中でも学びを進められるよう、高校生に対してテクノロジーを通じた支援を提供することを目指しています。提供されるノートPCとWi-Fiを利用して、オンライン授業やプログラミング学習に取り組む機会も作ります。
サポート内容
参加者には、以下の支援が含まれます:
- - 無償でのノートパソコン提供
- - 半年間のポケットWi-Fiの貸し出し
- - 経験豊富なエンジニアや大学生によるオンラインサポート
これにより、受益者はプログラミングを学び、他の参加者ともつながる機会を得ることができます。
対象者と応募条件
このプログラムは、15歳から19歳の高校生が対象で、以下の条件を満たす必要があります。
1. 関西地域に住むこと
2. 家庭に利用可能なPCがないこと
優先的に受け入れる方々としては、経済的な問題や生きづらさを感じている場合など、さまざまな事情を抱える方が挙げられています。また、プログラミングを学びたいという意欲を持つ学生も歓迎されます。
募集人数と期間
このプログラムでは、参加者を合計50名募集します。募集は3期に分けて行われ、募集期間は以下の通りです:
- - 第1期:2020年4月28日から5月6日
- - 第2期:2020年5月9日から5月18日
- - 第3期:2020年5月20日から5月31日
クラウドファンディングの実施
プログラムの実施には資金が必要で、現在クラウドファンディングを通じて支援を募っています。目標金額215万円に向けて、すでにたくさんの方からの寄付が集まっています。
CLACKの関わり
NPO法人CLACKは、困難な状況にいる高校生の支援を行っており、これまでにも200回以上のプログラミング教室を実施してきました。代表の平井大輝は、自身の高校時代の経験をもとに、同じような境遇の子供たちに希望を持ってもらうためにCLACKを設立しました。
未来への展望
テック GIFTを通じて、参加者が新しいスキルを身に付けたり、自分の可能性を広げられるきっかけを提供することが目標です。今後も、社会全体で困難を抱える高校生を支援する取り組みが求められています。興味のある方や、支援したい方はぜひ参加・協力していただきたいです。
詳しい情報やお問合せは、CLACKのウェブサイトや公式ページをご覧ください。