第33回日本文具大賞の表彰式が、7月3日に東京ビッグサイトで開催されました。
今年のグランプリに輝いたのは、株式会社日本理化学工業の「キットパス バイ アーティスト(エクル)」です。
「キットパス バイ アーティスト(エクル)」は、お米を精米した際にできる米ぬかのワックスを主原料とした、環境と身体に優しい絵の具です。
特徴は、窓やガラスなどツルツルした面に、なめらかで発色の良い線が描けること。
さらに、濡れた布で簡単に消すことができるので、何度でも書き直しが可能です。
子供のお絵かきはもちろん、学校やオフィス、お店など、アイデア次第で様々な用途に活用できます。
パッケージデザインには、社会福祉法人藤沢育成会アートスペース“エクル”のアーティストが、キットパスを使用して制作した作品を採用しています。
今後も、様々なアーティストの作品をパッケージデザインに採用していく予定で、販売金額の一部はアーティストに還元されます。
表彰式では、グランプリ製品を含む優秀賞ノミネート15製品が展示され、来場者は実際に製品に触って使い心地を体験することができました。
日本文具大賞は、文具業界を盛り上げ、優れた文具を発掘することを目的とした賞です。
毎年、多くの応募作品の中から、審査員による厳正な審査を経て受賞作品が選ばれます。
「キットパス バイ アーティスト(エクル)」は、環境への配慮と使いやすさを兼ね備えた革新的な製品として、高く評価されました。
受賞を記念して、7月3日から5日までの期間、東京ビッグサイトにて日本文具大賞の受賞製品展示会が開催されています。
会場では、グランプリ製品だけでなく、優秀賞受賞製品も展示されています。
最新文具の実物をいち早く見られる貴重な機会なので、ぜひ足を運んでみてください。