錦糸町駅前プラザビルの誕生
2020年春、新たなランドマークとして「錦糸町駅前プラザビル」がオープンします。このビルは、下町情緒があふれる錦糸町に、飲食や文化の賑わいを呼び戻す役割を果たすものです。ビルの開発は1973年の設立以来、地域の人々に愛され続けてきた旧商業ビルの建て替えとして行われました。
錦糸町は、東京スカイツリーや浅草に近いエリアで、再開発により新たな顔を持つ若々しい街へと生まれ変わっています。今回の錦糸町駅前プラザビルは、その中心に位置し、地域の賑わいと食文化を発信するためにデザインされました。
多彩な飲食の楽しみ
新しいビルは6フロアにわたって飲食店が展開され、家族連れやビジネスマン、さらには外国からの観光客にも楽しんでもらえる内容になっています。1階から3階は『カジュアルゾーン』として、ファミリーレストランやファーストフード店、地元のクラフトビールを味わえるビストロなどが揃います。このゾーンは、気軽に利用できるレストランが中心となっており、下町の食を心ゆくまで楽しむことができます。
4階から6階は『ワイガヤゾーン』と名付けられ、居酒屋やカラオケ、炉端焼きといった多彩な飲食業態が揃い、賑やかな雰囲気が漂います。さらに、7階と8階には『プライムゾーン』が設置され、スカイツリーの美しい景色を眺めながら和食や焼肉、中国料理を楽しむための個室が用意されています。訪れる人々に、日本ならではの食文化を存分に堪能できる空間となるでしょう。
地域との結びつき
このプロジェクトには、三井住友信託銀行、昭和設計東京事務所、ピーエス三菱、ジーク株式会社東京店の4社が参画。地域に根付いた店舗作りを目指し、錦糸町の魅力を引き出すための活動をしています。プロジェクトマネージャーや設計会社、施工会社それぞれの専門知識をもって、新たな街のシンボルとなるべく、錦糸町駅前プラザビルを形作り上げてきました。
設備とデザイン
プラザビルのデザインコンセプトは、「きらめきのあるガラスの器」です。メインファサードには反射率の異なるガラスが使用され、水面のような美しさを表現。周囲の景色や空が映り込み、その存在感を際立たせています。四季折々の風景や多様なイベントを楽しむ演出照明も施され、街の活気を創出しています。
施設情報
- - 名称:錦糸町駅前プラザビル
- - 所在地:東京都墨田区江東橋3丁目8-7
- - アクセス:JR総武線、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」から徒歩1分
- - 開業日:2020年4月24日(店舗ごとに異なる場合があります)
- - 建物規模:地上8階建て
- - 業務内容:飲食店、地域密着型の物販店
錦糸町駅前プラザビルは、地域の活性化と日本の食文化の発信を目指す場所として、多くの人々から愛される存在になることでしょう。これからの錦糸町の新たな魅力を体感するため、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。