宮本敏明氏のポートレート展「つくるひと」開催のお知らせとBIOME移転について

宮本敏明氏のポートレート展「つくるひと」が開催

2026年1月に、神戸のアートスペースBIOMEにて、写真家宮本敏明の作品展「ポートレートつくるひと」がスタートします。本展は、BIOMEの現住所での最後の展覧会となり、特別版として「たからもの for おくりもの 2026」の一環で行われます。特に、手を使い何かを作る人々に焦点を当てた作品群を展示し、彼らの真摯な姿を迫力のあるポートレートとして紹介します。

展覧会の詳細

- 会期: 2026年1月10日（土）から1月30日（土）まで
- 時間: 12:00 - 17:30（最終入場は17:00）、1月30日は11:00 - 15:00
- 休廊日: 水曜・木曜・金曜
- 会場: 〒650-0004 神戸市中央区中山手通4-16-14 BIOME Kobe

本展では、宮本氏が独自の視点で捉えた「つくるひと」の表情が、多数の作品として展示される予定です。作家はこれまでに、30年以上にわたってパリを拠点に活動し、2021年に帰国後もその技術と視覚を駆使して、多くの観客を魅了してきました。今回の展示も、彼が築き上げた独自の視野を反映したものであると言えるでしょう。

BIOMEの移転のご案内

加えて、BIOMEは2026年5月に中山手から東灘区の御影エリアへと移転することが決定しました。この新たな場所では、より多くの生活者の視点に寄り添った体験やアート作品の提供を目指します。御影の利便性と静けさが共存する地域で、新たなBIOMEが生まれます。新住所は以下の通りです：
〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影2丁目6番11号 BIOME御影 Alcove 1階。さらに、現住所での営業は本展を最後に2026年2月末に終了し、オンラインストア「Meeting You Online」は通常通り営業を続けます。

宮本敏明氏のメッセージ

宮本氏は自身の作品に対する思いを語り、「長いあいだ人を撮りながら、どこかで『写真には嘘がある』と思っていました」と述べました。また、これまでの写真に隠れていた何かを正直に捉えたいという思いが、今回の展示に反映されているといいます。「人がなにかをつくるとき、そこに嘘はありません」と強調し、カメラを通して被写体の本質を捉えることに価値を見出しています。本展は、彼にとっても新章の始まりとなることでしょう。

最後に、宮本氏の作品と新しいBIOMEが皆さまをお待ちしております。ぜひ、この機会をお見逃しなく。今後のアート活動にご期待ください。