SAYA University、国際データ会議でのセキュリティへの取り組み
SAYA Universityが、2025年10月27日から29日にかけてアメリカ・ラスベガスで開催される「Put Data First Conference 2025」に参加することを発表しました。このカンファレンスでは、「AIを優先するためには、まずデータを優先せよ」というテーマのもと、AI時代におけるデータ利用の重要性が議論されます。世界中のリーダーやイノベーター、研究者たちが集まり、データとAIがもたらす新たな可能性について深く掘り下げる国際的なフォーラムとなります。
特に日本のサイバーセキュリティ教育の先駆者であるSAYA Universityは、AIや大規模言語モデル(LLM)の進化が求められる現代において、「Security by Design」、つまり設計段階からセキュリティを組み込む重要性を訴えます。この理念は、デジタル社会における安全性を高めるために欠かせないコンセプトであり、SAYAはこの場を借りてそのメッセージを広めることを目的としています。
カンファレンス期間中、SAYA Universityはさまざまな企業と意見交換を行い、責任あるAIの利用や人を中心に据えたサイバーセキュリティ教育、そして倫理を重視したテクノロジーの活用について議論をリードします。このような対話を通じて、グローバルなパートナーシップを深め、デジタル時代におけるセキュリティ意識の向上と倫理的な開発の重要性を強調することを目指しています。
SAYAの共同創業者、Jonathan Hiroshi Rossi氏は「AIがますます普及していく中で、日本がこの議論の中心にいることが極めて重要です。この国際的な場に参加することで、私たちは日本の従業員に必要な実践的なトレーニングを提供できるようになります。また、AIは最初の段階から安全とセキュリティを含むべきものであることを再認識させられる機会です。」と語ります。
SAYA大学の参加は、サイバーセキュリティ教育の国際的な連携を深めることにつながり、安全で強靭なデジタルトランスフォーメーションの実現に向けた一助となるでしょう。特に、同大学は日本語で提供されるサイバーセキュリティ教育の最大規模のライブラリを有しており、アニメ形式のマイクロラーニングを通じて、記憶に残る形での「スキマ学習」を提唱しています。これにより、日本で働く人々とその家族に、オンライン上でより高いセキュリティ意識と対策を提供しています。
Put Data First Conferenceの概要
「Put Data First Conference」は、AI時代におけるデータの戦略的活用を模索する国際会議であり、2025年のテーマは「AIを優先するためには、まずデータを優先せよ」です。この会議では、多様なバックグラウンドを持つ専門家たちが集まり、データの信頼性、倫理性、そして持続可能な成長のための協力関係について議論します。
SAYA Universityの参加は、未来のイノベーションを形作るうえでの重要なステップと位置づけられ、サイバーセキュリティの重要性を改めて確認する機会となることが期待されています。今回の国際的なプラットフォームでの活動を通じて、SAYA Universityは今後も世界的なサイバーセキュリティ教育の普及に寄与していくでしょう。
詳しい情報は、
Put Data First Conferenceの公式ウェブサイトをご覧ください。