着床前診断で未来を守る：筋強直性ジストロフィー患者と家族のためのウェビナー開催

着床前診断で未来を守る：筋強直性ジストロフィー患者と家族のためのウェビナー

この度、特定非営利活動法人筋強直性ジストロフィー患者会主催のウェビナー「筋強直性ジストロフィー着床前診断の今」が、2023年11月19日(日)13:30～16:00に開催されます。

このウェビナーでは、筋強直性ジストロフィー（DM）を持つ方やそのご家族にとって非常に重要なテーマである「着床前診断」について、第一線の専門家である大阪大学大学院医学系研究科の高橋正紀先生と、国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター産科の佐々木愛子先生を講師に迎え、詳しく解説いたします。

高橋先生は大阪大学医学部附属病院で神経内科と遺伝子診療部を兼務されており、DM患者さんの出産に関する様々な側面を熟知されています。講演では、DMについて知っておくべき重要なポイントを、臨床経験に基づいた分かりやすい言葉で説明していただけます。特に、これから出産を検討されているご夫婦にとって、重要な情報が提供されるでしょう。

佐々木先生は、DM患者の出産に関して豊富な経験をお持ちであり、新制度における審査にも携わっておられます。先生からは、着床前遺伝学的検査を検討されている患者さんやご家族が知っておくべきこと、特に検査の流れや制度の現状について、最新の情報を提供いただきます。

ウェビナーの内容

講演内容は、DMとその遺伝的側面、そして最新の着床前診断技術に関する詳細な情報が含まれます。参加者の方々にとって、不安解消や将来設計に役立つ貴重な機会となるでしょう。

具体的には、以下のような内容が予定されています。

筋強直性ジストロフィーの基礎知識
着床前遺伝学的検査の概要と流れ
検査のメリットとデメリット
検査を受ける際の注意点
患者さんやご家族へのサポート体制

参加対象者

本ウェビナーは、DM患者さんとご家族はもちろんのこと、神経筋疾患や産科婦人科の医師、遺伝カウンセラー、そしてこのテーマに関心のあるすべての方々を対象としています。どなたでもご参加いただけます。

開催概要

開催日時：2023年11月19日(日) 13:30～16:00
申込締切日：2023年11月14日(火)
開催方法：オンライン（詳細は特設サイトをご確認ください）
特設サイト：https://dm-family.net/pgtm2023/

特定非営利活動法人筋強直性ジストロフィー患者会について

2016年に設立されたこのNPO法人は、DM患者さんとご家族によって運営されています。治療法開発への協力、患者さんとご家族への情報提供、そしてDMに関する啓発活動など、幅広く活動を行っています。

所在地：〒167-0052 東京都杉並区南荻窪4－3－13
理事長：籏野あかね
HP：https://dm-family.net/
* Email：[email protected]

このウェビナーは、DM患者さんとご家族の未来を明るく照らすための、貴重な機会となるでしょう。ぜひご参加ください。