令和6年に発生した能登半島地震により、多くの人々が被害を受けました。この地震の影響を受けた皆様に心からお見舞い申し上げます。川崎市では、地震の被災者を支援するため、寄附金を募り、その一部を活用して具体的な支援活動を行っています。
寄附金の集まった状況は、令和6年12月6日現在で212件、総額49,234,196円に達しています。この寄附金を元に、川崎市では以下の支援を実施しました。
1. 物資支援
(1)スポーツ用品や遊具の支援
石川県穴水町にある「穴水こうようクラブ」では、自宅を失った児童たちが通う施設です。ここでは、子どもたちが安全に楽しく遊べるためのスポーツ用品や遊具を提供しました。支援内容には、野球やサッカー、バスケットボールなどのスポーツ用品、さらに屋外用物置やダンスマットなどの遊具が含まれています。総額は719,031円です。児童たちからは感謝のメッセージも寄せられました。
支援先: 穴水こうようクラブ
住所: 石川県鳳珠郡穴水町比良イ−24
(2)高校のための収納台車の支援
石川県立輪島高等学校では、地震により体育施設が損傷し、避難所として使用されるなど、校内の整理が求められました。そのため、視聴覚室で使用するための折りたたみイス用収納台車を3台支援しました。高校側からは「川崎市の支援により、生徒たちが多目的室でスムーズに活動できるようになりました」との感謝の声が寄せられました。この支援の金額は251,361円です。
支援先: 石川県立輪島高等学校
住所: 石川県輪島市河井町18部42番地2
2. 産業復興支援
さらに、12月7日と8日に実施された「第45回かわさき市民祭り」では「奥能登支援ゾーン」を設置し、被災地の事業者に出店いただきました。この取り組みは、地域の物産販売や伝統芸能の披露を実施し、経済の復興につなげることを目的としています。出店者からは「生業を直接支援することは非常にありがたい」との声もあり、今後のさらなる復興に繋がる期待が寄せられました。支援金額は約6,000,000円です。
その他の支援
被害が大きかった地域から金沢市内などに避難した子どもたちのための制服支援についても取り組んでおり、実施状況に応じて随時報告していく予定です。
このように、川崎市は能登半島地震の被災者支援のために多岐にわたる活動を展開しています。今後も寄附の受付を続け、多くの方々のご支援を期待しています。詳細は市のホームページにてご確認ください。
寄附金の受付はこちらから
参考リンク
プレスリリースの詳細
こちらからダウンロードできます。
川崎市の支援活動が、少しでも被災者の皆さんの助けになることを願っています。