ホテル調査提携
2025-01-27 11:32:47

JTB総研と東急リバブルが提携、ホテル市場調査を強化

株式会社JTB総合研究所(以下、JTB総研)と東急リバブル株式会社(以下、東急リバブル)は、2024年12月13日に不動産マーケット調査に関する業務提携基本契約を締結したことを発表しました。この提携により、2025年2月3日から両社は協力してホテルマーケットに特化した調査やレポートを作成するサービスを提供する予定です。

業務提携の背景


JTB総研は旅行やツーリズムの価値を超えた「交流」を促進し、より豊かな地域づくりを目指しています。特に観光まちづくりの視点から、宿泊施設の充実が重要な課題とされています。一方、東急リバブルは法人や投資家向けの不動産サービスを展開しており、ホテルアセットに特化したチームを編成しています。両社の知見を掛け合わせることで、地域の観光資源や特性に応じた宿泊施設の開発や投資を促進し、地域活性化に寄与していく狙いがあります。

本サービスの内容


本サービスは、各社が持つ能力を活用して展開される見込みです。具体的には、宿泊事業者へのマーケット調査、コンセプト企画、そして事業支援を含むさまざまなサービスが提供されることになります。JTB総研の観光業界に関する知識と、東急リバブルの不動産取引の専門知識を融合させ、宿泊施設の開発や売買における最新データを提供することで、利用者の事業計画の信頼性を高めることが期待されています。

JTB総研の強み

JTB総研は観光産業の各分野に精通したシンクタンクであり、長年の業務実績があります。特に観光消費者マーケットに関する豊富なデータや、地域パワーインデックスと呼ばれる独自の調査も活用し、観光地の分析を行っています。さらに、地域活性化に向けた調査やコンサルティングの実績も豊富です。

東急リバブルの強み

総合不動産流通企業である東急リバブルは、全国で毎年3万件以上の不動産取引を行っており、その分析力には定評があります。また、ホテルアセット専門のチームを持ち、全国に約100社のホテルオペレーターとのネットワークを構築しています。この豊富なデータとネットワークを駆使し、宿泊施設の開発や運用に関するアドバイスを行っています。

今後の展望


この業務提携を通じて、JTB総研と東急リバブルは宿泊施設の充実や最適化を目指し、さまざまなステークホルダーとも連携しながら新たなサービスを展開していく考えです。地域特性に応じた宿泊施設の開発が進むことで、交流や地域活性化が一層推進されることが期待されます。

会社概要


  • - JTB総合研究所: 交流の促進を理念とし、観光産業に関連する調査やコンサルティングを行っています。公式サイト: JTB総合研究所
  • - 東急リバブル: 日本全国で不動産取引を支援する企業。地域活性化を目指したさまざまな取り組みを行っています。公式サイト: 東急リバブル


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会社情報

会社名
東急リバブル株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-9-5
電話番号
03-6778-8328

トピックス(経済)

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