高専連携協定の締結
2025-12-12 09:03:32

神田外語学院と関根学園高等学校が高専連携協定を締結し新しい学びを創造

学校種・地域を越えた学びの連携が実現



神田外語学院と関根学園高等学校による「高専連携協定」の調印式が、2025年12月19日に行われます。この協定は、学校種や地域を超えた新たな学びの連携を目指した重要な取り組みです。両校はこれまで、2013年からのキャリア出張講義や地域活性化プロジェクトなどを通じて、互いに協力し合ってきました。このたびの協定により、さらなる教育連携が進められ、地域社会と絡めた学びの深化が期待されます。

1. 協定の背景と目的



神田外語学院は、「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という教育理念のもと、国際社会で活躍する人材を育成しています。言語だけでなく、他者理解や協働の姿勢を重視する教育が行われており、この理念は現代社会の多文化共生やAI技術の発展においてますます重要性を増しています。

一方で、関根学園高等学校は100年以上の歴史を持ち、地域に密着した教育を通じて上越市の未来を見据えた人材を育成してきました。この協定は、これまでのものから一歩進めて、体系的かつ持続的な教育連携を可能にすることを目指しています。学校種や地域の壁を越えて相互に学び合う環境を整えることで、未来の教育やキャリア形成につながる新しい取り組みが始まります。

2. 今後の具体的な取り組み



協定締結以降には、以下のようなプログラムが段階的に実施される予定です。

  • - 越境キャリア教育と語学教育の推進: 高校生向けの出張講義、英語やキャリアに関する授業提供、そして夏季・春季の集中講座など、様々な学びの機会を拡大していきます。
  • - 双方向交流の促進: 教職員の交流に加えて、生徒同士が互いに教育現場に足を運ぶ機会を作り、世代を越えた学び合いを深めます。
  • - 国際的な研修プログラム: 国内外での研修に共同で参加することで、国際感覚を磨く場を提供します。
  • - 地域企業とのコラボレーション: 地域の企業や団体と連携したプロジェクトを通して、社会とのつながりを深める学びが企画されています。

これらの取り組みを通じて、学校種や地域の垣根を越えた交流が実現し、将来の人材育成が進むことが期待されています。

3. これまでの実績



両校の連携は長い歴史を持ち、過去にも様々なプロジェクトを実施してきました。2018年には越境キャリアワークショップを初めて開催し、地域創生に向けた提案を行いました。また、2022年度には上越フィールドワークを通じて、若者たちの価値観や意識を広げる活動が行われました。

次のステップとして、2025年度からは「おかえりby雪國商店」といったプログラムも予定しています。これにより、地域の特産品の発見や販売促進に向けた挑戦も行われます。

今後、両校の生徒や学生、教職員が協力し合って地域社会と共に成長していく姿勢が、全国の教育界においても広がりを見せることでしょう。

4. 調印式の概要



この歴史的な調印式は、東京都千代田区の住友商事 MIRAI LAB PALETTEで開催されます。式では、両校の紹介や教育的意義に関する学生のスピーチも予定されており、関係者にとって大変意義深い時間となるでしょう。

両学校のリーダーたちが、この協定に込めた期待と目標を式の中で語ることが、今後の教育連携への大きなステップとなります。教育の枠を超えた可能性を信じ、共に新しい未来を築いていくことが求められています。


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