韓国のフォントファウンダリの書体が新たに加わる
フォントワークス株式会社は、韓国の書体ファウンダリYoondesign Inc.が開発した66の韓国語フォントを、年間定額制フォントサービスである「LETS Leading Edge Type Solution」に追加しました。これにより、フォントワークス LETSの書体数は976に達し、ユーザーはさらに幅広い選択肢を利用できるようになります。
Yoondesign Inc.について
Yoondesign Inc.は1989年に設立され、700種以上の韓国語フォントを開発しています。同社は単にフォントを提供するだけでなく、書体に関連したデザインソリューションを提案しています。これらの書体は、書籍や広告をはじめとするさまざまなデジタルコンテンツで幅広く使用されています。
今回の追加により、既存の56書体に66書体がプラスされ、合計で122の韓国語書体を利用可能となりました。また、これらは追加料金なしで、一般ユーザー向けのLETSサービス及び学生向けのフォントワークス LETSでもご利用いただけます。
フォントワークス LETSの特徴
フォントワークス LETSは、年間定額で豊富なフォントライブラリーを提供しています。現在、和文、欧文、ハングルを含むさまざまな言語の書体が揃い、クリエイターにとって非常に便利なサービスです。特にデジタルコンテンツにおいて、デザインの多様性や質を高める要素として、ユーザーから好評を得ています。
モトヤ LETSに新たな書体が追加
さらに、フォントワークスは同日に「モトヤ」というブランドで、Pr6・Pro仕様のOpenTypeフォント「モトヤマルべリ」にW5およびW6の2つのウエイトを追加しました。この書体は、モトヤシーダを基にした丸ゴシックスタイルで、視覚的な親しみやすさと清潔感を兼ね備えています。
この新しいモトヤマルべリは、既存のW2、W3、W4と一緒に全5ウエイトが利用可能で、デザインのバリエーションを広げることができます。
フォントワークスの長い歴史
フォントワークス株式会社は大正11年に設立され、2022年には創業100周年を迎えました。長い歴史を持つフォントメーカーは、デジタル環境に最適化されたフォントを提供し、多様なデザインニーズに応えています。モトヤマルベリをはじめとする様々な書体が、チラシやポスター、ロゴデザインなどに新たな価値を提供し続けています。
まとめ
フォントワークス LETSの書体追加は、デザイナーやクリエイターにとって非常に楽しみなニュースです。韓国語書体のラインナップ拡充はもちろん、モトヤの新しい書体も魅力的です。これまで以上に自由な発想を形にするためのツールとして、フォントワークスのサービスは大いに活用されることでしょう。