産学官連携でのデータ駆動型ウェルネスの最前線を探るウェビナー

フレイル対策コンソーシアムがウェビナーを主催

フレイル対策の重要性が高まっている中、産官学連携によるデータ駆動型ウェルネスをテーマにしたウェビナーが2025年5月29日に開催されます。この取り組みは、「フレイル対策コンソーシアム」によるもので、事務局には合同会社ネコリコや株式会社JDSCが名を連ねています。

フレイルとその重要性

フレイルとは、身体的、精神的な機能が低下する前段階の状態を指し、適切な対策を講じることでその進行を防ぐことができます。特に超高齢社会において、フレイルの早期発見と介入が求められています。コンソーシアムは2021年の設立以来、電力データを用いた早期発見システムや地域での予防体制の構築に努めてきました。これにより、高齢者のクオリティ・オブ・ライフ向上を目指しています。

ウェビナーの内容

このウェビナーでは、最新の認知症予防に関する医学的知見や、ライフラインデータを用いた軽度認知障害（MCI）検知の取り組みについて紹介される予定です。また、ウェルネス領域での新しいビジネスモデルを提案している企業の先進的な活動も同時に紹介されます。

登壇予定の専門家には、東京大学の飯島勝矢教授や越塚登教授、三重大学の西村訓弘教授などがいます。彼らはそれぞれの専門分野での見解を基に、フレイル予防や新規事業開発に関するディスカッションを行います。

参加方法

ウェビナーはZoom Webinarで行われ、参加を希望する方は事前登録が必要です。登録は無料で行え、自治体や企業、学界、医療従事者が対象となっています。具体的なスケジュールや流れについては、公式サイトで随時更新されていますので、参加者は最新情報を確認することが重要です。

フレイル対策コンソーシアムの目指す未来

このコンソーシアムでは1つのゴールとして、フレイル改善のためのモデルを構築することを掲げています。また、AI技術を駆使し、より効果的なフレイル検知を実現するための研究も進めており、これにより社会全体の健康に寄与することを目指しています。たとえば、三重県東員町での初期実証を踏まえ、今後の全国展開が期待されています。

本ウェビナーは、フレイル対策に興味のある方々にとって実践的な情報源となること間違いなしです。ぜひ、参加を検討してみてください。