新たなオンライン本人確認サービス、「LIQUID eKYC ICおまかせパック」登場
2025年12月15日、株式会社Liquidは、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の新パックを、ドキュサイン・ジャパン株式会社の提供する「Docusign ID Verification」に追加することを発表しました。この新しいサービスは、電子契約の際に必要な本人確認をよりスムーズに行うことを目的としています。
「LIQUID eKYC」とは
「LIQUID eKYC」は、オンラインでの本人確認を簡潔に行うことができるサービスです。マイナンバーカードや運転免許証など、ICチップ付きの本人確認書類をスマートフォンを使って読み取り、その情報を顔写真と照合します。このようにして、ユーザーの本人確認を迅速かつ正確に行うことができるのが特徴です。
新機能の紹介
「LIQUID eKYC ICおまかせパック」は、異なる機種やブラウザによって利用可能なIC読取チャネルを自動で優先的に案内する機能を搭載しています。これにより、ユーザーは最も離脱率が低い方法で本人確認を行えるため、スムーズな体験が期待できます。また、このサービスは最新の国内法に基づいて設計されており、各ユーザーの状況に応じて適切な方法を自動的に案内します。
背景と市場シェア
Liquidは、2025年4月からすでに「Docusign ID Verification」において本人確認業務を行ってきました。オンラインでの契約やアカウント登録に必要な本人確認は、今や多くの企業にとって不可欠なプロセスです。Liquidの「LIQUID eKYC」は、厳格な安全基準を維持しつつ、利便性を追求してきた結果、eKYC市場で6年連続No.1の実績を誇ります。これまでに1.5億件の本人確認を行い、600社の企業にサービスを提供してきました。
Docusignの信頼性
ドキュサイン・ジャパンは、電子契約の信頼性とユーザー体験の向上を重視しています。代表取締役社長の竹内賢佑氏は、「今後もLiquidとの協業を通じて、日本市場に適した安全で円滑なデジタル取引環境の構築を進めていく」と語っています。Liquidとの連携により、より多くの企業が安心してデジタル取引を行える環境が整うことでしょう。
Liquidのビジョン
Liquidの代表取締役である長谷川敬起は、「デジタル本人確認の分野では、安全性とユーザー体験を両立させることが重要な課題である」と述べています。今回の新サービスは、マイナンバーカードのICチップを活用することで、日本市場に適した信頼性を持つ本人確認プロセスを実現しています。オンラインでの本人確認が進化する中、LIQUID eKYCは今後も重要な役割を果たすでしょう。
まとめ
「LIQUID eKYC ICおまかせパック」の導入は、Docusignのユーザー体験をさらに向上させるものと期待されています。今後、デジタル取引の環境が進化し、安全で簡単な本人確認ができる世界が実現することが待たれます。