徳洲会が新BIツールへ「Ignite UI for Blazor」を導入、効率的な医療運営を実現

徳洲会が新BIツール「Ignite UI for Blazor」を導入

徳洲会インフォメーションシステム株式会社が、医療業界向けにビジネスUIライブラリ「Ignite UI for Blazor」を導入しました。この導入により、同社は医療運営をさらに効率化し、ユーザー体験の向上を目指しています。

導入の背景

最近、徳洲会グループでは電子カルテのベンダー統一やBIツールの整備に積極的に取り組んでいます。特に、従来使用していたBIツールがサポートを終了したことから、その全面的な見直しが求められていました。そこで選ばれたのが、「Ignite UI for Blazor」と呼ばれる新しいUIライブラリです。

このプロジェクトでは、フロントエンド開発にC#を使うため、Blazorフレームワークが採用されました。このフレームワークは、特に技術者にとってトレンドとなっており、効率的な把握が求められています。

高度なカスタマイズ性で使いやすさ向上

「Ignite UI for Blazor」の導入によって、特に注目すべきは、ユーザーにとって直感的で分かりやすいUI/UXが実現された点です。カスタマイズ性が高く、数多くのチャート部品を利用できるため、さまざまなニーズに応じたダッシュボード機能が搭載されています。

実際に、このUIライブラリのドックマネージャー部品を活用した新しいダッシュボード機能は、医療現場でのデータ表示を分かりやすくし、医療スタッフの業務をサポートしています。また、UIデザインの統一が進んだことで、開発工数も軽減される効果が現れています。

サポート体制の充実

社内には「Blazor」の専門家が限られていましたが、インフラジスティックス社の日本法人としてのサポート体制が重要な選定理由となりました。特に、日本語でのサポートが可能で、技術的な課題に迅速に対処してくれる点が特長です。実際、サポートチームのレスポンスは非常に速く、ユーザーからも高評価を得ています。

ユーザーの声

開発部の藤村様は、「製品選定から利用後のサポートまで、全般にわたる安心感が理由でした」と語っています。また、今井様は、「サポートチームの反応が早いので、1営業日以内には問題が解決される」と評価しています。これらの声は、選定過程でのサポートの重要性を物語っています。

Ignite UIの特長

「Ignite UI」は、ビジネス要件に特化したUIライブラリとして、120以上の性能が高いチャートやコンポーネントを提供しています。Angular、Blazor、React、Web Componentsなどのさまざまなフレームワークに対応し、レスポンシブデザインも可能となっています。これにより、医療機関の情報システムにおける効率的な業務運営が実現しつつあります。