ゼットスケーラーとCrowdStrikeの提携
2025-08-28 15:19:48

ゼットスケーラーがCrowdStrikeとの提携を強化、AIによるセキュリティ運用の新たなステージへ

ゼットスケーラーとCrowdStrike、AIを駆使したセキュリティ強化に向けて



カリフォルニア州に本社を置くゼットスケーラー(Zscaler, Inc.)が、セキュリティ業界における重要な動きを発表しました。本社より、エンドポイント、ユーザー、およびワークロード全体に対する保護のさらなる強化を目指し、協力関係を築いてきたCrowdStrikeとの提携を拡大することが明らかになりました。この提携により、AIベースのセキュリティ運用を強化し、顧客にとってより安全なデジタル環境を提供することが期待されています。

この新たなパートナーシップのもと、ゼットスケーラーはRed CanaryおよびCrowdStrikeを統合。今までの従来型エンドポイント製品から、CrowdStrike Falconプラットフォームへの移行をスムーズにするための道筋が示されることになります。この提携により、顧客は脅威に対する多層的な防御を築き上げることができる仕組みが提供されます。

新たなセキュリティアプローチ



AI技術を備えるRed Canaryのサービスは、CrowdStrikeのFalconプラットフォームが持つ高度なエンドポイントコンテキストと、ゼットスケーラーのZero Trust Exchangeプラットフォームからのユーザーコンテキストを活用します。これにより、脅威を迅速に検知し、対応する能力が向上します。この一連の流れを通じて、実用的で安全なデジタルトランスフォーメーションを実現することが目指されているのです。

さらに、Zscalerの企業戦略担当副社長ラジ・ジャッジ(Raj Judge)氏は、「我々のビジョンは、組織のすべての層において妥協のない保護を提供することにあります。これにより、顧客第一の理念のもと、セキュリティ運用を加速します」と述べています。彼の言葉が示すとおり、両社は共同で新たなセキュリティ基準を打ち立てようとしています。

未来への展望



CrowdStrikeの最高ビジネス責任者ダニエル・バーナード(Daniel Bernard)氏も、こうした提携の意義を強調しています。「顧客は、最高クラスの保護を求めており、従来のポイント製品からの移行を進めています。このパートナーシップを強化することで、我々は顧客のセキュリティアーキテクチャーを最新のものにし、リアルタイムの脅威検知を実現します」と述べています。

高度化するサイバーセキュリティ



企業がサイバー脅威に直面する中で、ゼットスケーラーとCrowdStrikeとのパートナーシップは、業界における新たなスタンダードを打ち立てるものと考えられています。Red CanaryのCEO、ブライアン・バイヤー(Brian Beyer)氏は、「従来の常識を超えるセキュリティ成果を実現し、サイバーセキュリティ業界での地位を強化する」と意気込みを語りました。

このように、ゼットスケーラーとCrowdStrikeの提携は、今後のセキュリティ運用の在り方を根底から変えていく可能性が高いです。最新のAI技術を駆使したこの取り組みは、企業が脅威に対抗するための新たな武器になることでしょう。顧客にとって、セキュリティの最前線で戦うためのパートナーが増えることは、明るい未来を暗示しています。

Zscalerについて



ゼットスケーラーは、世界160以上の拠点にデータセンターを持つSASE型のZero Trust Exchangeプラットフォームを運営する企業として知られています。このプラットフォームを通じ、ユーザーやデバイス、アプリケーションを安全に接続し、顧客をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。企業のセキュリティを一元化し、サイバー空間での信頼性を生み出す重要な役割を果たしています。


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会社情報

会社名
ゼットスケーラー株式会社
住所
東京都千代田区 丸の内二丁目7番2号 JPタワー 14階
電話番号

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