日本パルクール普及連盟
2021-02-05 18:00:02
パルクール普及を目指す一般社団法人日本パルクール普及連盟の設立
パルクール普及を目指す新たな動き
2020年12月21日、一つの新しい団体が誕生しました。それは、一般社団法人日本パルクール普及連盟(JPPF)。この団体の設立は、フランス生まれのトレーニング文化「パルクール」を日本に広げるための重要なステップです。代表理事には、パルクール界のパイオニア、松川裕太郎(YUUTAROU)氏と佐々木惇氏が就任し、全国規模での普及活動に取り組んでいくことを宣言しています。
パルクールとは?
パルクールは、周囲の物を利用して自由に移動する運動を基盤としたトレーニングです。壁を登ったり、障害物を飛び越えたりと、アクロバティックな技を通じて身体能力だけでなく、精神的な成長も促します。特に、リハビリや教育の現場でもその役割が注目を集めています。JPPFは、このパルクールの正しい知識と技術を広めることを目的としており、専門的な教育と環境作りに力を入れています。
具体的な活動内容
JPPFは、以下のような活動を進める予定です。
1. 基礎体力向上プログラムの確立:パルクールを通じた体作りを促進し、個々の基礎能力を向上させることを目指します。
2. 健康寿命延伸プログラムの実施:身体を動かす楽しさを提供し、健康的なライフスタイルをサポートします。
3. トレーサー育成プログラム:パルクール実践者(トレーサー)を育て、彼らが次の世代を指導できる環境を作ります。
4. 指導者ライセンス制度の創設:正式に指導者としての資格を与え、質の高い教育を実現します。
5. 関連施設の設計・施工・運営:パルクールのための施設作りを進め、全国での実践環境を充実させていきます。
指導者たちの想い
松川裕太郎氏は、「日本のパルクールシーンを発展させるため、魅力を広めていきたい」と語っています。彼自身がパルクールに出会ったのは10年以上前。当時は、パルクールを知る人も少なく、練習する環境も整っていませんでした。しかし、彼はその魅力に気づき、活動を続けてきたのです。今では多くのメディアにも取り上げられ、パルクールの認知度は格段に上昇しました。しかし、見た目の派手さだけが注目される現状を変え、本質的な魅力を伝えることが重要であると彼は信じています。
一方、佐々木惇氏も「パルクールは年齢に関係なく誰でも実践できる運動。みんなが楽しむ環境を整え、心身共に健康な社会を目指したい」と熱い思いを語ります。彼らの活動は、未来の若者たちがパルクールを通じて自己実現できる環境を作ることに集約されています。
まとめ
一般社団法人日本パルクール普及連盟の設立は、日本国内におけるパルクールの発展に大きな期待が寄せられています。活動を通じて、パルクールの正しい知識と技術を広めるだけでなく、社会全体が健康であることを実現させることを目指しています。今後の動きに注目です。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本パルクール普及連盟
- 住所
- 東京都品川区西五反田8-6-15一般社団法人日本パルクール普及連盟
- 電話番号
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