テレビやつしろとNTT西日本の協業が始まる
熊本県八代市を拠点とするテレビやつしろ株式会社と、NTT西日本が、画期的な協業を発表しました。この提携は、地域住民へ向けて最先端の放送と通信サービスを提供することを目指しており、光アクセスサービスの充実と放送のデジタル化を実現するものです。
背景
テレビやつしろは2008年から八代市を中心に放送サービスを展開しており、最近では4Kや8Kなど、高度な映像技術への対応が求められています。しかし、既存の同軸ネットワークからの移行にあたってさまざまな課題に直面していました。この状況を打破するため、NTT西日本の光アクセスサービスを利用することで、両者が協力する道を選びました。
協業の概要
協業の詳細として、テレビやつしろはNTT西日本の光アクセスサービスを利用して、ケーブルテレビ、インターネット、電話といった多様なサービスを提供します。これにより、テレビやつしろは既存のネットワークから、光ファイバーを活用した最新の放送へと早期に切り替えられるようになります。さらに、地域住民は、高速なインターネットや電話サービスも利用できるようになります。
また、NTT西日本はサービスラインナップを充実させることで、地域における光アクセスサービスの利用をさらに推進していきます。
サービス提供開始時期
この新たな放送及び通信サービスは、2024年の10月からスタートする予定です。特に熊本県八代市の一部地域でのサービス提供が計画されています。
各社の役割
この協業における各社の役割は明確です。
- - テレビやつしろ: NTT西日本の光アクセスサービスを活用した、先進的な放送・通信サービスの提供を行います。
- - NTT西日本: 光アクセスサービスの提供及び、テレビやつしろが移行する際の技術支援を行います。
今後の展望
テレビやつしろは、NTT西日本の提供するフレッツ光を利用して、全ての顧客が新しい光アクセスサービスに移行できる環境を整えることを目指しています。既存のインターネットサービスを利用している方も、新たな放送サービスをそのまま継続できるように配慮されることとなります。これにより地域社会にとって、より快適で先進的な映像・通信サービスの実現が期待されています。
一方、NTT西日本は、これが円滑に進むよう、技術面での支援を行い、地域のインフラを強化していく方針です。
この新しい協業により、八代市内での放送と通信のスタンダードが大きく変わることが予想され、地域住民へのサービス向上が期待されています。