環境意識を育む!パタゴニアのつぎはぎが関西大学に登場
10月17日、関西大学で開催されるパタゴニアの「Worn Wear College Tour」イベントは、学生たちに環境問題への意識を高める機会を提供します。このツアーは、おしゃれな衣類を長く使用し続けることの重要性を広めることを目的とした取り組みで、5年ぶりに全国の大学や専門学校を巡ります。
イベントの概要
イベントは正午から午後5時半まで、関西大学千里山キャンパスの「悠久の庭」で行われます。参加者は、リペアスタッフによる衣類の修理を体験し、セルフリペアやアップサイクルのワークショップにも参加できる絶好のチャンスです。さらに、パタゴニアのフィルム「ザ・シットスロポシーン」の上映や、環境問題についてのセッションも予定されています。
環境問題と学生の取り組み
このイベントは、商学部の深澤光樹准教授のゼミがパタゴニアのスタッフを招いて実施した「SDGsアクションイベント」がきっかけとなりました。ゼミでは、グローバリゼーションや開発、貧困問題に関する研究と実践を行っており、学生たちはフェアトレード製品の制作や啓発イベントを通じて地域や国際的な問題について考えています。
「つぎはぎ」に込められた意味
「Worn Wear College Tour」は、衣類のリペアを通して循環型社会の実現を目指しています。多くの衣類が破れたままで捨てられがちな現状を変えるため、手縫いやアップサイクルのワークショップを通じて、学生が自らの手で衣類を直し、長く使用することの大切さを学びます。これにより、今後の社会において持続可能性を意識した選択ができるようになることを目指しています。
深澤ゼミの取り組み
深澤ゼミでは、学生が主体となり多様なプロジェクトを推進しています。衣類交換会やカンボジアでのフィールドワークの写真展示、フェアトレード製品の展示などを通じて、知識を深めただけでなく、実際に血肉化する経験を提供しています。これらの活動は、同世代の学生たちに環境問題への関心を持ってもらうための貴重な機会です。
参加方法と情報
参加希望者は当日会場で直接登録できます。衣類を直す体験や、様々なアップサイクルのアイデアを得られるこのイベントは、環境に配慮したライフスタイルを考える良い機会です。パタゴニアの「Worn Wear College Tour」は、衣類の廃棄を減らすだけでなく、一人一人の消費行動がもたらす影響を考えるきっかけを提供します。
この機会にぜひ、循環型社会と向き合う第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?