新たな勤怠管理アプリ『FaceIndex for WRC』が登場!
派遣労働者の権利保護と法令遵守をサポートするための新しいアプリ、『FaceIndex for WRC』が株式会社IoZより2025年5月にリリースされることが発表されました。このアプリは、増加する外国人労働者への対応や、派遣元事業者の勤怠管理の効率化を目指したものです。
背景:派遣業界における課題
近年、派遣労働者、特に外国人労働者の数が増加する中、彼らの権利をしっかりと守ることが重要なテーマとなっています。しかし、従来の勤怠管理方法には問題が多く、派遣元がリアルタイムで打刻状況を確認しにくい、なりすまし打刻の危険性がある、そして多言語対応が不十分だという課題が存在しました。
『FaceIndex for WRC』の特徴
顔認証による勤怠管理
『FaceIndex for WRC』は、AI顔認証技術を活用することで、なりすまし防止や、正確な勤怠の記録を可能にします。労働者は自身のスマートフォンから簡単に打刻ができ、データは安全にクラウドに保存されます。これにより、派遣元はリアルタイムで勤怠状況を把握し、必要な帳票も簡単に作成可能です。
多言語対応
アプリは日本語、英語、ベトナム語、フィリピン語に対応し、外国人労働者が安心して利用できる環境を提供します。これは、労働環境の改善や権利の保護に大きく貢献します。
法令遵守と管理の効率化
派遣元事業者は、派遣終了後に5年間の勤怠記録の保管が求められていますが、このアプリを使うことで、法令遵守が容易になります。また、見やすい画面設計と簡単な操作性は、ITに不慣れな方でも安心して利用できるポイントです。
社会的意義
『FaceIndex for WRC』は、派遣労働者が安心して働ける環境を整備し、不正労働や労務トラブルの抑止に寄与します。これにより、日本で働く多様な人々の権利を守り、企業の健全な運営を支援することが目指されています。
吉田柳太郎代表取締役のコメント
代表取締役の吉田柳太郎は、「我々は、画像分析技術の開発を通じて、労働者が安心して働ける環境を整えるためのツールを提供したいと考えています。派遣元事業者にとっても、業務効率化と未払い防止に役立つと期待しています」と語っています。
料金プラン
このアプリの初期費用は20,000円(税別)、月額利用料は2,000円(税別)ですが、ボリュームディスカウントもあります。また、年払いを選べば10%の割引も受けられます。
未来の展望
今後は、ユーザーの声を反映させた機能強化や、オンライン決済機能の追加も予定されています。さらに、アジア市場への展開も視野に入れており、より多くの労働者や企業の支援を目指します。
講演・出展情報
『FaceIndex for WRC』は、2025年4月に東京ビッグサイトで開催される医療機器展「Medtec Japan 2025」にも出展予定です。企業の強化を図るため、幅広い分野で情報発信を続けていきます。
株式会社IoZについて
株式会社IoZは、画像認識とAI技術を基盤にしたソリューション開発を行っており、社会課題の解決と新たな価値創造を目指しています。所在地は大分県宇佐市で、設立は平成29年9月です。独自の技術を活かして、今後もさまざまなサービスの提供を予定しています。