美工のアバター接客
2022-01-06 13:01:19
アバター接客で地域活性化を目指す美工の取り組みについて
アバター接客で地域活性化に挑戦する株式会社美工
株式会社美工は、買い物の新たな価値を提案する企業として注目を集めています。その取り組みの一環として、アバターを利用したリモート接客システム「AttendStation®」を導入し、地域商店街での実証実験を行いました。この実験は、2021年12月の週末、学芸大学商店連合会が主催する歳末福引セールの場で行われました。
この試みでは、商店街内の有限会社花善に協力を仰ぎ、エバーコネクト株式会社が開発した「抽選機能付きデジタル福引商品券」を活用しました。また、都内の大学に在籍する学生がマーケティングの観点からも参加し、実際のお客様に対してアバターを通じて接客を行いました。オペレーターは離れた場所からアバターを使い、商品券の抽選や交換方法について説明し、非接触でありながら丁寧な対応を実現しました。
AttendStation®の特徴
AttendStation®は、アバターによる接客体験を通じて、リアルな対話を感じさせる臨場感を演出しています。有人でのアバター接客は、来店するお客様に対してパーソナライズされた対応を可能とし、オペレーターの動きや声に合わせたアバターの表現が相まって、より感情豊かな接客を提供します。また、 QRコードやWeb画面の共有機能を使って、リアルタイムにコミュニケーションがとれる点も大きな魅力です。
さらに、このシステムは在宅勤務など多様な働き方に対応し、従業員の作業環境の向上も図っています。美工の技術力をもって、空間に合わせたオリジナルの筐体を制作することもでき、より快適な接客環境が実現可能です。
社会全体への展望
美工は、AttendStation®を通じて新たな接客スタイルを確立し、今後は小売業界や観光、飲食業といったさまざまな商環境においてデジタル化を進めていく方針です。また、交通機関や医療、教育施設など、公共の場においてもその技術を展開し、現場の安心・使いやすさ・持続可能性の向上を目指します。
AttendStation®は、2022年初旬から販売を開始することが決まっており、多くの企業や店舗に新たな風をもたらすことが期待されています。美工の取り組みは、地域活性化のみならず、社会全体のデジタル化にも寄与することでしょう。
まとめ
美工のアバター接客システム「AttendStation®」は、今後の買い物の在り方を変革するポテンシャルを秘めています。この新しい接客スタイルがどのように地域経済に影響を与えるのか、今後の展開に目が離せません。地域商店街がこの技術を取り入れることで、より魅力的なショッピング体験を提供し、新たな顧客層を呼び込むことができるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社美工IMC
- 住所
- 中央区日本橋小網町7-29階
- 電話番号
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03-5695-2901