LegalOnの新機能
2025-12-25 09:23:56

LegalOn、EPC契約の契約リスクチェック機能を追加し効率化

LegalOnがEPC契約に対応した契約リスクチェックを開始



東京都渋谷区に本社を構える株式会社LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約リスクチェック機能にEPC契約が追加されたことを発表しました。この新機能により、契約書の審査がより効率的に行えるようになり、法務チームの業務を大幅に改善することが期待されています。

EPC契約とは?



EPC契約は「Engineering」「Procurement」「Construction」の頭文字を取ったもので、設計から資材調達、建設までの全工程を一括で請け負うことを指します。よく大規模なプラント建設に用いられるこの契約形態は、量が多く専門的な内容が多いため契約審査は非常に難易度が高いと言われています。そのため、契約審査時に必要なリスクチェックが従来の「建設工事請負契約」では十分ではなかったのです。

新たな契約リスクチェック機能



LegalOnが新たに追加したEPC契約の契約リスクチェック機能は、契約書の重要なポイントを瞬時にチェックする機能が搭載されています。具体的には、EPC契約特有のリスクについても考慮したアラートが出る仕組みとなっています。例えば、図面の承認についてや、履行遅滞時の損害賠償予定に関する条項が網羅されており、これらが明記されていない場合には警告が出るようになっています。

図面の承認



EPC契約では、受注者が提出する図面を発注者が工事開始前に確認し、承認することが通常のプロセスです。これは納期を守るために欠かせない確認作業であり、発注者が安心してプロジェクトを進めるための重要な要素です。

履行遅滞時の損害賠償予定



また、EPC契約においては、約束された完成期限に試運転準備が間に合わない場合の違約金についても具体的に定められることが一般的です。この場合、発注者は実際の損害を証明する必要がなく、契約内で明記された金額を基に賠償を受けることができます。その一方で、受注者はこの賠償金を支払うことで責任を免れることができ、双方にメリットが生まれるのです。

LegalOnの特長



「LegalOn」自体は、複雑な法務業務を支援し、公正なプロセスを確保するために開発された法務AIです。法務コンサルタントやAIエージェントが連携し、契約書のレビューや作成、リーガルリサーチなど高い専門性が求められる業務に対応しています。また、このシステムを利用することで、ナレッジが自然に蓄積され、AIエージェントによる業務遂行に活かされる仕組みも整っています。

結論



LegalOnのEPC契約に対応した契約リスクチェック機能の追加は、法務チームにとって大きな助けとなるでしょう。専門的な審査が求められるEPC契約でも、効率的にリスクを管理できる手段が整ったことで、企業はより安心してプロジェクトを進めることができるはずです。今後もLegalOnは、法務業務の効率化を追求し続けることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社LegalOn Technologies
住所
東京都渋谷区桜丘町1-1渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F
電話番号

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