「みんなの家」が明石市に誕生
兵庫県明石市に、新しい子ども支援の拠点「みんなの家」が登場します。特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体(場所:兵庫県明石市、代表理事:多田実乘)が進めたクラウドファンディングが成功し、目標の50万円を達成したことで実現に向けて動き出しました。クラウドファンディングは2018年2月に開始され、同年4月の資金調達終了をもって開設準備が進められています。
クラウドファンディングの背景
この法人は、これまで学習支援や食育、理科学に関するイベントなどを通じて多様な活動を行ってきました。しかし、ますます多くの子どもたちに関わる活動を行いたいという思いが強くなり、「みんなの家」の設立が決まりました。「みんなの家」は、子どもたちが集い、学び、遊び、交流する場所です。さらに、地域に住む人々とのつながりを生む場としても機能することを目指しています。
具体的な活動内容
「みんなの家」ではこれまでの活動に加えて、まちライブラリーや造形教室、居場所スペース、自習室の提供が予定されています。これにより、子どもたちにとっての「第3の居場所」として機能し、より良い学びや友達との繋がりを創出することを目指します。
今後の目標と展望
クラウドファンディングを担当したチームは、拠点の開設日を確認し、目標どおりに7月下旬から8月上旬に開設を行うことになりました。また、拠点の名称も広く公募する予定で、地域の人々の声を反映させる方針です。名称募集や開設に関する詳細は、今後のプレスリリースでお知らせするとのことです。
兵庫子ども支援団体の活動の軌跡
特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体は、2013年11月に設立され、「子どもが笑って過ごせる地域の形成」を目指して多ジャンルの活動を展開しています。過去には学習支援プログラム「かがやき」や、食育ひろば「ひなた」などを立ち上げただけでなく、文化や芸術に関するイベントも開催しています。若者の取り組みを評価され、2016年には「第10回よみうり子育て応援団大賞 奨励賞」、2017年には「あしたのまち・くらしづくり活動賞 振興奨励賞」を受賞しました。
「みんなの家」の開設は、これからの子どもたちや地域にとって、大きな希望となることでしょう。多くの人々の支えや参加を得て、明石市での活動がどのように展開されていくのか、ぜひ今後の動向に注目したいとのことです。
公式サイトやクラウドファンディングのプロジェクトページでもさらなる情報を発信していますので、興味のある方はぜひご覧ください。