2025年ロイヤルアングラー賞受賞者、芝田浩二氏
一般社団法人日本釣用品工業会が毎年表彰している「ロイヤルアングラー賞」。この賞は、釣りに深い造詣を持つ著名人を称えるもので、2025年の受賞者にはANAホールディングスの芝田浩二社長が選ばれました。
芝田浩二氏のプロフィール
1957年生まれの芝田氏は、鹿児島県の奄美大島が故郷です。東京外国語大学を卒業後、全日本空輸(ANA)に入社し、英語や中国語を駆使しながら様々な国際業務を経験してきました。彼はアライアンス室長やロンドン支店長などの要職を歴任し、2022年からはANAホールディングスの代表取締役社長を務めています。仕事の忙しさの合間を縫い、釣りを楽しむ彼の姿は、まさに釣り愛好者そのものです。
釣りとの出会い
芝田氏が釣りを始めたのは、少年時代の思い出にさかのぼります。ゲームが主流でなかった頃、彼の放課後の遊びは、竹竿を持って海に出かけることでした。自然と釣りが生活の一部であり、彼はその中で多くの学びを得たと言います。竹竿と糸だけのシンプルな釣りからリール竿に進化し、陸釣りから船釣りへと探求を続けています。
印象的な釣りエピソード
最も心に残るエピソードとして、2003年に八丈島での釣りが挙げられます。先輩が釣ったムロアジを餌として使い、手巻きで見事に18kgのカンパチを釣り上げることができました。この経験が、彼にとって大物釣りへの情熱を燃やすきっかけとなりました。
好きな釣り
現在、芝田氏が特に好きな釣りは「大物釣り」です。自身が創意工夫で作り上げた仕掛けを使い、様々な釣り場に挑戦します。国内では北は利尻島から南は伊良部島、さらにはパラオを含む海外の釣り場にも足を運び、マグロやロウニンアジを狙っています。
釣りの魅力
釣りの最大の魅力は、その多様性とコミュニケーションにあります。日本には湖、川、海といった多様なフィールドがあり、それぞれの釣り文化が根付いています。地元の人々とその文化や背景を共に学ぶことで、釣りを通じた新たな出会いが広がります。
釣りはまた、自然との一体感を感じられる特別なアクティビティでもあります。釣りに没頭することで、エネルギーがチャージされ、仕事の活力にもつながります。
結論
芝田浩二氏のような情熱的な釣り愛好家がいることは、釣り文化の発展にも大きく寄与しています。ロイヤルアングラー賞を受賞した彼の今後の活動がますます楽しみです。