岐阜県奥飛騨で和のライトアップイベント「飛騨玉の雪明り」開催決定!
2024年12月7日から2025年3月23日まで、岐阜県奥飛騨温泉郷の温泉旅館「界 奥飛騨」で、和の光を楽しむライトアップイベント「飛騨玉の雪明り」が開催されます。北アルプスの美しい山々に囲まれたこのエリアでは、冬の風物詩が堪能できる貴重な体験が待っています。
雪深い冬の奥飛騨
この冬季イベントは、岐阜県奥飛騨温泉郷が持つ豊かな湯量と美しい自然を引き立てるものです。奥飛騨は全国でも豪雪地域として知られ、白銀の世界が広がります。雪が降る中で足湯に浸かり、温かいお風呂を楽しむことができ、冬ならではの景色を楽しむことができます。この時期にしか味わえない特別な冬の魅力が詰まっています。
飛騨玉の魅力
「飛騨玉の雪明り」では、特別にデザインされた和照明「飛騨玉」が中庭を照らします。この照明は、地域の風景や文化から着想を得ており、三角形の傘が特徴です。傘の形状は、山の輪郭を象徴し、豪雪地域特有の合掌造りを思わせる形状となっています。さらに、傘の内側に施された紅色は、地元の美術祭や伝統工芸に用いられる色で、奥飛騨の自然と文化へとつながる温かみを感じさせます。
意匠設計はICE都市環境照明研究所の武石正宣氏が手掛け、イベントは月明かりと共に神秘的な雰囲気を醸し出します。彼は、「飛騨玉の明かりが静かに点在し、奥飛騨の冬の和を感じてほしい」と語っています。
アートオブジェの魅力
中庭の中央には、飛騨の広葉樹を活用したアートオブジェも登場します。このオブジェは、株式会社飛騨の森でクマは踊るが手がけたもので、木工技術「曲木」が駆使されており、そのデザインは雪吊りの情景からインスパイアされています。雪を纏ったこのアートオブジェは、月明かりに照らされて幻想的な存在感を放ち、訪れる人々を魅了します。アートのデザインには伝統工芸の要素がふんだんに取り入れられ、飛騨の豊かな木工文化に触れられる機会ともなります。
出展を行ったのは、森のCMFデザイナー今井瑞紀氏とデザイナー黒田晃佑氏で、彼らは「このオブジェを通じて、飛騨の祭りや木工文化を感じ取ってほしい」とメッセージを寄せています。
開催概要
- - 期間: 2024年12月7日~2025年3月23日
- - 時間: 毎日16:00~深夜0:00(22:00からはドリンク提供あり)
- - 場所: 界 奥飛騨 中庭
- - 対象: 宿泊者
- - 予約: 不要
- - 備考: 天候によって内容が変更される場合があるため、事前に確認が推奨されます。
界 奥飛騨のご紹介
「界」は星野リゾートが展開する温泉旅館ブランドで、日本全国に23の施設があります。自然の移ろいと和の風情を生かしつつ、現代のニーズに応えた宿泊体験を提供しています。奥飛騨温泉郷に位置する「界 奥飛騨」は、「山岳温泉にめざめ、飛騨デザインに寛ぐ宿」として、モダンかつアーティスティックな施設を備えています。
交通アクセス
- - 所在地: 〒506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯138
- - 電話: 050-3134-8092(界予約センター)
- - 客室数: 49室(露天風呂付き客室 28室)
- - 料金: 1泊31,000円~(2名1室利用時、税・サービス料込、夕朝食付)
- - アクセス: 平湯バスターミナルより徒歩約4分、中部縦貫自動車道・平湯ICより約3分。
岐阜県奥飛騨の冬の魅力を存分に楽しむ「飛騨玉の雪明り」。心温まる和の光が、あなたを待っています。