日台連携によるがん治療最前線の新技術発表 - BioJapan 2025

台湾のtcmc、BioJapan 2025で新技術を紹介

がん治療の新たなアプローチとして期待される免疫療法。その中でも、特に高い注目を集めるのがCAR-T細胞療法です。台灣細胞製造股份有限公司（tcmc）は、この最前線での取り組みをより進化させるべく、2025年10月8日から10日まで横浜で開催される「BioJapan 2025」に出展します。

先端技術の紹介

バイオビジネスのアジア最大のパートナリングイベントであるBioJapan 2025において、tcmcは最新のCDMOサービスを介して、世界に向けてその専門性をアピールします。特に、CAR-T細胞療法及び再生医療に特化したイノベーションが焦点です。tcmcは、PIC/S GMP基準に準拠した遺伝子組み換え細胞の商業生産を行う数少ない企業の一つ。これにより、細胞療法の新たな可能性を模索しています。

アジアにおける拠点としての役割

tcmcは、「アジアにおける細胞治療製造の中核拠点」を目指し、前臨床開発から臨床試験、商業規模での生産まで、一貫したエンドツーエンドのCDMOサービスを提供。CAR-TやNK細胞、DC細胞など、多様な細胞ベースの治療に対応する能力を持っています。実績ある製造プロセスは、国際基準を満たしたカスタマイズされたソリューションを提供し、アジアから世界へのバイオテクノロジーイノベーションを加速させる重要な役割を担っています。

幅広い展望を持つ製品群

tcmcは、「CGT業界のTSMC」と称されるほどの業界内評価を受けており、次世代の遺伝子組み換え細胞療法において特にCAR-Tに注力しています。彼らのプラットフォームでは、高純度かつ効率的な細胞増殖を目指し、完全な臨床トレーサビリティを実現。また、Wi-Fiウイルスを用いたツールの開発でも高い能力を発揮し、高度な治療に必要な安全かつ信頼性の高い遺伝子導入を可能にしています。

ビジョンと未来

著名な腫瘍学者ホセ・バゼルガ氏の言葉を借りると、「がん治療の進歩は単独の短距離走ではなく、世界的なリレーレース」であるといえるでしょう。tcmcは、CAR-Tと細胞治療の統合製造を基盤に、アジア及び全世界でのパートナーシップを育むことに注力しています。彼らの製品は、スタートアップ企業などの臨床開発のスピードを加速させ、グローバルな製薬企業に新しい治療薬を迅速に市場に投入する手助けをしているのです。

繋がりの重要性

BO International Convention 2025でも強い存在感を示したtcmcは、次なるステップとして日本に目を向けます。地理的な近接性や文化的なつながりを生かし、更なる協力関係を築くことでアジアの細胞治療エコシステムの成長を促進する狙いです。BioJapan 2025のブース番号B-77にて、業界関係者やメディアの訪問を心よりお待ちしております。共同して、未来の医療を築いていこうではありませんか。

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