ウェルスナビ、SecureNaviを導入しISMS運用を革新
ウェルスナビ株式会社が、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)及びPマークマークのオートメーションツール「SecureNavi」を導入しました。この取り組みは、現在の情報セキュリティの運用から脱却し、より良い管理体制を構築するための重要な一歩です。これにより、ISMSの運用における属人性を解消し、現場担当者がアクセスしやすく、活用しやすい仕組みを実現しました。
ISMSの運用改善に向けた取り組み
イスラエルのノーベル賞受賞者の理論に基づく全自動の資産運用サービスを提供しているウェルスナビは、2024年7月にISMS認証を取得し、その後8月にSecureNaviを導入することを決定しました。この切り替えにより、ISMSに関する情報はクラウド上で一元管理され、担当者によるスムーズな引き継ぎが可能となりました。具体的な効果として以下の点が挙げられます:
- - ISMSに関連するデータがクラウドに組織されたことで、初心者でも安心して情報を引き継げる
- - 現場担当者が簡単にISMSに関する情報にアクセスできるシステムが整備された
- - 担当のカスタマーサクセスによるサポート体制が強化され、疑問点やリソース不足に対処できるようになった
現場担当者の使いやすさを重視
「神棚にならないISMS」を目指すウェルスナビの情報・システム統制チームの城戸氏は、SecureNavi導入のメリットについて語ります。彼は、「私たちが目指しているのは、ただの見せかけではなく、実際に現場で使ってもらうことです」と述べました。そして、セキュリティの専門職でない現場担当者でも使いやすい点が、SecureNaviの大きな強みであると強調しました。これにより、特別なスキルを必要とせずに具体的なアクションを迅速に把握できる環境が整いました。
SecureNaviのeラーニング機能を活用することで、現場担当者は定期的にログインし、その結果ISMSの理解と実践が促進されると考えられています。
ウェルスナビ株式会社について
「働く世代に豊かさを」を企業のミッションとするウェルスナビは、全自動で資産運用を行うロボアドバイザーサービスを展開しています。このサービスは「長期・積立・分散」投資を誰でも手軽に行えるように設計されており、その人気は予想を超えて成長しています。2025年1月までには、預かり資産が1兆4千億円を超える見込みです。
SecureNaviについて
SecureNaviは、ISMSやPマークの取り組みを効率化し、組織の情報セキュリティを向上させるためのクラウドサービスです。ExcelやWordといったアナログな運用を減少させ、必要な工数での運用を実現することができます。
このように、ウェルスナビによるSecureNaviの導入は、シンプルで使いやすく、且つ効率的なISMSの運用を促進するものであり、業界内の新しい流れを作り出す重要なステップとなっています。