子供送迎システムhåb
2023-02-09 17:18:58
次世代の子供送迎システム『håb』、横浜で国内初の走行実験を実施
子供専用送迎シャトル運行システム『håb(ハブ)』の紹介
近年、共働き家庭が増える中で、子供の習い事への対応が親たちのライフスタイルに大きな影響を与えています。特に、送迎に関する問題は、多くの家庭が直面する重要な課題です。時短勤務や送迎手段の不足により、子供の習い事をあきらめざるを得ないケースも見受けられ、こうした状況は家族全体の生活品質(QOL)にも影響を及ぼします。
また、自転車や自動車での送迎中の事故、教室周辺の渋滞など地域全体に関わる問題もあるため、これらを解決するための新しいシステムが求められています。そこで登場したのが、子供専用送迎シャトル運行システム『håb』です。
『håb』のコンセプト
この新しい移動ソリューション『håb』は、地域の習い事に通う子供たちを相乗りさせて安全に目的地まで送迎することを目指しています。利用者の送迎ニーズに応じたフレキシブルなルート生成と運行により、教育機会を最大限に引き出すことが期待されています。『håb』は、公共交通機関や習い事事業者、NPOなど多様なステークホルダーとの連携によって、地域の子育て支援のエコシステムを構築し、効果的な支援を行います。
横浜市での実験走行
この度、2023年3月1日から15日の間、横浜市で『håb』の走行実験が実施されます。この実証実験は、横浜市のスタートアップ社会実装推進事業の一環として行われ、親や交通事業、習い事関連の事業者がどのようにサービスを受容するかを検証します。また、提供するシステムのユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスの改善にも役立てられます。
試験走行は午後3時から午後9時に行われ、参加希望者は実験への参加を公式ウェブサイトから申し込むことができます。参加するためにはいくつかの条件があり、9歳以上18歳未満の子供を持つ家庭が対象です。参加費は無料で、実験後にはアンケートへの回答も求められます。
利用方法と機能
利用者は、håb公式LINEアカウントを通じてサービスを利用できます。親御さん向けには、スマートリクエストシステムや、安心アラート機能、リアルタイム位置情報提供など、サービスの向上に寄与する多彩な機能が用意されています。また、ドライバーに対しても、ナビ機能や乗降管理機能が搭載され、安全な運行をサポートします。
ドライバーの安全対策
今回の実験運行は、横浜市のアサヒタクシー株式会社が運行を担当し、一般社団法人全国子育てタクシー協会認定ドライバーが子供たちの送迎を行います。これにより、安心・安全な送迎環境を実現し、親が安心して子供を預けられるよう配慮されています。
アンケートへの参加を呼びかけ
最後に、実験の一環として、送迎環境に関するアンケートも実施中です。横浜市外の方も参加可能で、全国の送迎課題解決に貢献するための貴重な意見を集めています。この機会に多くの方にご協力をお願いしたいと思います。
まとめ
『håb』の導入により、子供の教育機会を確保しながら、送迎の負担を軽減する新たな取り組みが広がりつつあります。今後の実証実験の成果に注目し、子育て支援の新たな形を期待したいと思います。
会社情報
- 会社名
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hab株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目7-1オーシャンゲートみなとみらい8階神奈川県SHINみなとみらい
- 電話番号
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