BtoB受発注システム「CO-NECT」の新機能
BtoB受発注システム「CO-NECT」を運営するCO-NECT株式会社は、本日、新たに「CO-NECT AIデータ変換」機能の提供を開始しました。この新機能により、紙やPDFで受け取るアナログな注文データを容易にデジタル化し、業務の効率化を大幅に促進します。
新機能の誕生背景
従来、多くの企業が受発注システムを導入しても、取引先からの注文書はFAXなどのアナログ手段で来るケースが多く、約40%の取引先が依然として古い方法で発注していました。こうした背景があり、CO-NECTは新たなソリューションを必要としていました。新しく開発された「CO-NECT AIデータ変換」は、FAX、CSVファイル、他社EDIなど多様な形式で受け取った注文データを一元的にインポートし、CO-NECT形式の受注データへ想定通りに変換します。これにより異なるシステムを使用する取引先との間でもスムーズなデータ管理が可能になります。
「CO-NECT AIデータ変換」の機能詳細
この機能では、受注情報がFAXやPDF、CSVで提供されると、その内容を自動的に読み取ります。変換対象データはCO-NECTの商品マスタ情報に基づいて置き換えられ、受注情報としてきちんと管理されます。さらに、以前の発注時に登録した情報は次回以降の発注時に自動で反映されるため、作業が大幅に簡略化されます。
たとえば、発注書には「豚ひき肉 1kg」と記載されているが、商品マスタでは「豚ひき肉 500g/パック」となっている場合に、注文内容が自動で「豚ひき肉 2パック」と変換される仕組みです。このように、発注者が従来の発注方法を維持しながらも、受注企業は「CO-NECT」を活用することで受注業務の一元化が図られます。これによって、業務効率の向上と受注データの利活用が期待されます。
CO-NECTとその社会的意義
「CO-NECT」は、アナログな受発注業務や人材不足の解決を目指しています。利用企業の99%以上が契約を継続し、年間の流通総額は140億円を超えています。請求書機能の請求金額累計も92億円に達し、信頼性の高いシステムとして浸透してきました。これらは全て、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が鍵となる未来の労働環境に照らした結果です。
本機能の今後の展開
CO-NECT株式会社は今後も、BtoB受発注に関わる業務の効率化や人材不足の問題を解決すべく、更なる機能の開発とサービス展開を計画しています。企業が新しいテクノロジーを導入する際の障壁を低くすることを目指し、「やさしいテクノロジーで社会をアップデートする」を企業のミッションとして掲げています。
会社情報
- - 会社名: CO-NECT株式会社
- - 本社所在地: 東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1 KANDASQUARE Wework内
- - 代表取締役: 田口雄介
- - 事業内容: BtoB受発注システム「CO-NECT」、ウイスキーコミュニティアプリ「HIDEOUT CLUB」の運営
- - コーポレートサイト: CO-NECT株式会社
- - BtoB受発注システム「CO-NECT」: CO-NECT
- - BtoB受注業務アウトソーシング「CO-NECTクロート」: CO-NECTクロート