カンロ株式会社の2025年度決算と新たな戦略
カンロ株式会社は2026年2月13日に、2025年度決算および2026年度経営方針説明会を開催しました。その中で、売上高と利益ともに過去最高を記録したことが報告され、特にグミ市場においては大きな成長が見られています。
売上高は最高、キャンディ市場シェアNo.1を維持
カンロは「ピュレグミ」や「カンデミーナグミ」を展開し、グミ市場の拡大に寄与してきました。同時に、カンロファンにはおなじみの「カンロ飴」や、健康を考慮した「健康のど飴」、上質な素材を使用した「金のミルク」など、多彩な商品群を揃えています。これらの製品は、時代や消費者のニーズに合わせた開発がなされており、消費者から高い支持を得ています。
長期ビジョン「Kanro Vision 2.0」の発表
2025年には長期ビジョン「Kanro Vision 2.0」が発表され、持続可能な成長を目指すための戦略が示されました。具体的には、国内グミ事業のさらなる成長に向けた計画が策定され、ビジネスモデルの拡大も視野に入れています。この中で、2025年度には売上高・利益ともに前年実績を上回る結果を出し、キャンディ市場においてもシェアNo.1を維持しています。
生産能力の向上と新商品投入の強化
カンロは市場環境が厳しくなる中で、競争力を高めるために、生産ラインの増設を行いました。朝日工場でのグミラインを2ラインから3ラインに増設し、生産能力を約5割増強する予定で、2027年7月には新ラインを稼働させる計画です。このように効率的な生産体制を整えつつ、継続的な新製品の投入も進め、消費者の期待に応えていく方針です。
海外市場と新規ビジネスの基盤強化
カンロはグローバル市場にも注力しており、特に米国市場での「ピュレグミ」の拡販に力を入れています。2025年5月には現地法人を設立し、カリフォルニア州での販売を開始しました。新たな展示会への出展やサンプリングを通じて、現地での認知度を向上させていく計画です。
ヒトツブカンロ事業の展開
カンロの直営店「ヒトツブカンロ」は、次世代食感のグミ「グミッツェル」の好調な販売により、過去最高の売上を記録しています。ポップアップショップの展開やデジタル整理券による店舗利用の改善が顧客満足度を高めています。
地域貢献とパートナーシップの強化
地域貢献にも注力しており、山口県と連携した「カンロ飴食堂のまち ひかり」のプロジェクトを2026年春に実施予定です。また、長野県の松本山雅フットボールクラブとのオフィシャルパートナー契約を結び、地域活性化を目指しているのもポイントです。
カンロは今後も持続可能な成長と地域貢献を両立させ、消費者に愛されるブランドとしての地位を確立するために、取り組みを進めていきます。