メニコン本社が日経ニューオフィス賞を受賞!
株式会社メニコンが、その新社屋「メニコン シアターAoiビル」が第37回日経ニューオフィス賞を受賞したことを発表しました。この賞は、経済産業省が後援し、日本経済新聞社とニューオフィス推進協会が共催するもので、全国から153件が応募し、その中から選ばれた16件の受賞作品の一つです。
受賞の背景とコンセプト
メニコンの新社屋は、そのコンセプトとして「五感を刺激するオフィス」を掲げています。この取り組みは、同社の経営理念「創造」、「独創」、「挑戦」に基づいており、従業員が楽しく働ける環境の実現を目指しています。スローガンである「スマートクリエーション」は、働きがいやすい職場として、社員の充実感を重視しています。
2024年9月10日の授賞式には、メニコン取締役兼代表執行役会長の田中英成氏も出席しました。受賞の決め手となったのは、五感を刺激するオフィスとしてのデザインに加え、三つの主な施策が挙げられます。
段階的なフロア設計による楽しみ
メニコンのオフィスは、階ごとに異なる特徴を持ち、「トラベル型ウェルネスオフィス」として構成されています。各フロアの個性が際立ち、移動自体が楽しみとなるような設計です。また、2階層の吹き抜けがあり、多様な活動を行いながら創造性を高められるニーズに応えるスペースも用意されています。
働き方の変革を促す「9つの活動」
メニコンは、従業員の働きやすさを向上させるために「9つの活動」を提唱しました。これら活動に必要な環境を整えることで、よりメリハリのある働き方を推進し、社員が自分らしく働くことができる場を提供しています。
快適さと五感を刺激する環境
「五感」を活かしたオフィス環境は、最新の技術で支えられています。新鮮な外気を取り入れ、位置による温度差のない快適な室内を実現するためには、除湿型天井輻射冷暖房システムが導入されています。また、リズムに合わせて調整される照明や、自然音を流す音響システムによって、五感に優しい空間が提供されます。さらに、屋上の緑化にも力を入れ、社員は自然を身近に感じながら働くことができます。
地域とのつながりを深める拠点
「メニコン シアターAoiビル」は、オフィスとしてだけではなく、カフェや総合芸術劇場も備えた複合施設です。地域社会との連携を強化し、地元に根差したコミュニティづくりにも貢献することを目指しています。
今後もメニコンは、五感を満たす製品やサービスの展開を続け、人々の生活を豊かにする取り組みを進めていく予定です。