株式会社ワコムが参加する地方自治情報化推進フェア2025
株式会社ワコムは、2025年10月8日(水)と9日(木)に幕張メッセで行われる「地方自治情報化推進フェア2025」に出展します。このイベントでは、自治体のペーパーレス化や業務効率化を支援するための液晶ペンタブレットソリューションを紹介します。ワコムブースは068番になります。
最新の法改正に基づく新たな可能性
2025年3月に施行された住民基本台帳法の改正により、電子ペンによるサインが自治体業務において正式に認められることになりました。これまでは「電子署名」(暗号技術を利用)しか有効とされていなかった状況が一変します。新しい規則により、住民が窓口で電子ペンを使用してサインを行うことが可能になり、これにより「スマート窓口」の導入が現実的なものとして登場します。このペンタブレットを活用することで、さまざまな業務でのデジタル化を進めることができるのです。
業務の効率化と住民サービスの向上
ワコムの液晶ペンタブレットを使用すれば、手続きの際に紙ではなく画面上でサインや記入ができるようになります。住民は一度入力した情報を複数の手続きに活用可能なため、同じ内容を何度も書かずに済むため、手続きはスムーズに進むでしょう。この結果、窓口での待ち時間が短縮されることで、住民がより快適にサービスを受けられる環境が整います。
さらに、職員にとっても、紙の書類を集めて再度システムに入力する作業が不要になるため、転記ミスのリスクが減ります。そして、データは即座に各部門で共有されることで、業務の効率性も向上します。
デジタル検図での活用も
液晶ペンタブレットは、図面の確認や修正といった「デジタル検図」の場面でも非常に効果的です。画面上に直接書き込みや注釈を加えることができ、紙の使用を減少させることで、正確かつ効率的な審査が実現します。
行政文書管理の革新
さらに、液晶ペンタブレットは行政文書の作成や管理においても大きな役割を果たします。財政課や会計課、国民年金課など多くの部署で扱われる文書を、デジタル化することが可能です。これにより、文書処理の効率が向上し、業務の正確性も高まります。
新たな製品も展示予定
ワコムブースでは、これらのユースケースを紹介し、さらに最近発表した「Wacom One 14」や「Wacom MovinkPad 11」といった新製品も展示される予定です。窓口環境に適したコンパクトモデルや、図面審査に適した大画面モデルなど、用途に応じた製品を手に取ってみることができます。
開催概要
会期: 2025年10月8日(水)、9日(木)各日9:30~17:30
会場: 幕張メッセ展示ホール9・10・11(ワコムブース:068)
公式サイト
株式会社ワコムは、デジタルペン技術を活かし、多様な体験を提供する「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」として、今後も先進技術との連携を視野に入れた新しいデジタルペンの価値を提供してまいります。
興味のある方は、是非ワコムブースにお立ち寄りください。