株式会社Relicが「JAWS FESTA 2025 in 金沢」に登壇
2025年10月11日(土)、石川県金沢市にて「JAWS FESTA 2025」が開催されることが決定しています。このイベントは、全国規模の交流を促進するJAWS-UGによる重要なイベントで、AWS(Amazon Web Services)に関連する技術やノウハウを学ぶ絶好の機会となります。
株式会社Relicは、代表取締役の北嶋貴朗氏が率いる事業共創カンパニーであり、スタートアップ企業の新規事業開発をサポートすることに力を入れています。今回のイベントでは、Relicのエンジニアである保 龍児氏が登壇し、「スタートアップで高速検証するためのAmplify Gen 2〜利便性と、ハマるS3認可や一覧画面実装の解決テンプレート〜」というテーマでセッションを行います。
JAWS FESTA 2025 in 金沢の概要
「JAWS FESTA」は、AWSの技術に関するセッションを中心に、北陸地区や全国の成功事例、スタートアップの挑戦、災害支援の知見など、多彩なコンテンツが用意されているイベントです。公式サイトによると、参加者は最新の技術と実践的な知識を身につけるチャンスを得ることができます。
セッションの詳細
- - テーマ: スタートアップで高速検証するためのAmplify Gen 2
- - 登壇時間: 15:10 ~ 15:30
- - 会場: Track B武蔵 6F(交流室2)
このセッションでは、Amplify Gen 2を活用したMVP(Minimum Viable Product)やファンクショナルプロトタイプの開発手法について、具体的なテンプレートを通じて説明されます。特にスタートアップにとって重要なコスト効率を意識した内容となっており、ECSやEC2に比べて低いインフラコストでの運用が可能である点を強調します。
具体的には、300PV/日程度の利用でも月額10ドルを下回るランニングコストで運用できるため、資金が限られるスタートアップにとって魅力的な選択肢となります。Relicは数年前からこの技術を利用している実績があり、効率的なプロトタイピング構築を続けてきました。
Amplify Gen 2のメリットと注意点
Amplify Gen 2の利用にあたり、以下の重要ポイントに留意する必要があります。まず、ユーザーのCognito認証を用いたグループによる承認と、S3内のオブジェクト所有者による承認の整合性を保つことが求められます。また、DynamoDBを利用した一覧画面の実装においては、ページネーション、フィルタリング、ソート処理が必要になるため、事前に準備を進めることが重要です。
このセッションを受講することで、スタートアップにおけるMVPやファンクショナルプロトタイプ開発の具体的な手法を学び、自らの事業に応用するための具体的なノウハウを得ることが可能になるでしょう。
登壇者プロフィール
登壇を務める保 龍児さんは、Relicのプロダクトディベロップメント事業部のエンジニアであり、2023年に筑波大学を卒業後、Relicに入社しました。アジャイル開発の素養を備えており、数多くのコミュニティ活動にも参加しており、技術者としての成長を続けています。2025 Japan AWS Jr. Championにも選ばれており、これからの成長が期待されています。
RelicのAWS活用事例
RelicはAWSを活用したソリューション開発で広範な実績を持ち、特定の基準を満たす企業として「APN アドバンストティア」を認定されています。また、自社の新規事業開発においてもAWS活用を推進しており、その先進的な取り組みが評価されています。
今回の「JAWS FESTA 2025 in 金沢」は、スタートアップの未来を考える貴重なイベントであると同時に、Relicが進める事業共創の取り組みを知る良い機会となります。興味を持たれた方はぜひ参加を検討されてみてはいかがでしょうか。