物価高が影響、20代の賃上げ実感と転職意欲に迫る調査結果
株式会社ツナグバが実施した新たな調査によると、20代の男女311人を対象にした「物価高・賃上げ実感・給与不満の実態に関するアンケート」が注目を集めています。本調査では、若者たちの賃上げに対する実感や、それが転職意欲にどう影響しているのかを掘り下げていきます。
調査結果の要点
調査によれば、年収200万円未満の人は全体の35.4%を占めることがわかりました。また、賃上げを「あまり実感していない」または「まったく実感していない」との回答が合計で46.9%に達し、物価上昇に伴う生活の厳しさが浮き彫りとなっています。
一方で、給与や収入への不満が背景にあり、61.0%の若者が転職を意識しているものの、実際に転職活動を行っているのはわずか11.3%となっています。特に、賃上げを「十分実感している」と回答した層でも、32.5%が転職を考えていることが明らかになりました。
物価高に対する実感
自由回答の中で多くの若者が挙げた支出の増加として、「食費」が36.7%を占めており、日常の生活コストに直接影響を与えているのがわかります。「コンビニに行く回数が減った」「同じ商品を買っても会計金額が上がった」といった声が寄せられ、物価高の影響が生活に現れていることが明らかです。
痛感しているのは、物価の上昇が賃上げの恩恵を打ち消していることです。年収500万円以上の層でも86.7%が給与や収入に不満を持っていることから、収入だけでは生活の充実感を捉えきれない現状が浮かび上がります。
転職を考える理由と行動
転職を考える理由は明確で、先の調査でも「給与が安い」という意見が多く見られました。しかし、実際に行動する人は少数派です。このことから、20代は給与に対する不満を持ちながらも、転職に踏み切るためのハードルが高いことが伺えます。
特に「特に不満はない」との声が並ぶ中で、実際には「転職活動をしている」との回答が少数であるため、若者自身の考え方や職場環境、評価への納得感が職場に留まる要因になっているのでしょう。普段の生活費に対する意識や、転職活動を行うべきかの葛藤に悩み続けています。
調査をうけた今後の支援
今回の調査からは、20代に必要な支援が浮かび上がりました。収入の改善や働き方、職場環境の整備はもちろんのこと、転職について気軽に相談できる場を提供することが求められていると言えます。株式会社ツナグバは、若者が自身のキャリア選択を納得できるようサポートしていくことを目指します。
物価高の影響を感じる中で、少しずつ生活の見直しを行いながら、将来に向けたキャリアを形成していくことが求められています。今後もこのようなデータを基に、若手人材の定着を目指し、彼らの声を真剣に受け止めていく姿勢が重要です。