ファンファーレ、東大IPC採択
2020-03-25 10:00:06
ファンファーレが東大IPCの支援プログラムに採択され、廃棄物業界の未来を切り開く
ファンファーレが東大IPCの支援プログラムに選出
ファンファーレ株式会社は、このたび東京大学の協創プラットフォーム開発株式会社が主催する支援プログラム「東大IPC 1st Round」に採択されました。このプログラムは大学に関連するベンチャー企業を対象とし、事業化や経営支援を行うものです。
東大IPCとその役割
東京大学は、若い起業家たちがビジネスを立ち上げる際の支援を行うため、東大関連ベンチャーへの投資を行う「東大IPC」を運営しています。このプログラムは主に、現在在籍中の学生や卒業生、また起業したばかりの東京大学の関係者に資金や経営のサポートを提供することを目的としています。
過去2年間で採択された企業は累計16チームに上り、特に採択から1年以内に会社を設立した企業は100%、資金調達に成功した企業は90%に達するなど、成果を挙げています。昨年からは、JR東日本スタートアップや三井住友海上火災保険などの名立たる企業と連携し、インキュベーションプログラムを展開中です。こうした取組により、参加企業には大手企業との交流の機会も提供されています。
社会的課題の重要性
ファンファーレは、廃棄物処理業界の省力化と効率化を目指している企業であり、今回の採択の理由には、廃棄物処理という重要な社会的課題に対して具体的な解決策を提示している点があります。廃棄物処理は、企業だけでなく家庭でも重要な問題で、解決に向けた取り組みが急務となっています。
東大IPCのパートナーである水本尚宏氏は、社内の多くのパートナーから応援を受けるファンファーレについて言及し、「どの業界でも廃棄物を出さない産業はない。こうした共通の課題に立ち向かう姿勢が評価された」と語っています。さらに、ファンファーレには既にビジネスモデルが確立され、開発と経営の両面での安定感も感じられると高評価を受けているようです。
ファンファーレの未来
ファンファーレの代表を務める近藤氏は、自社のミッションが「労働人口不足で立ち行かなくなる廃棄物業界の省力化・効率化」であると語ります。具体的には、産業廃棄物の収集運搬業務において、配車計画の作成を1/100以下の時間で実現することを目指しています。この技術を利用することで、業務の効率化が見込まれ、全国の産廃業者との関係構築も進んでいます。
近藤氏は、「東大IPCの支援を受けることで、私たちの取り組みをさらに加速させ、強靭な社会インフラの構築を目指したい」と力強く語っています。今後の展開が非常に期待される中、ファンファーレは廃棄物業界において革命を起こす存在となるかもしれません。
まとめ
ファンファーレが東大IPCの支援プログラムに選ばれたことは、彼らの持つビジョンとその取り組みが社会のニーズに応えていることを示しています。今後、どのように廃棄物業界の未来を変革していくのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
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ファンファーレ株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 3F
- 電話番号
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