Vicor株式会社は、マクニカが主催するオンラインセミナーを5月27日(火)14時から開催します。このセミナーは、DC-DCシステム設計に関する基礎知識を深める良い機会です。セミナーは二部構成で、第一部では、モジュールで構成されるDC-DCシステムの設計に必要な基礎知識を学びます。これから電源設計を学びたいと考えている初心者や、更に知識を深めたい中級者にとって、非常に有益な内容となっています。
具体的には、電源から負荷への給電のプロセスや、システム設計で考慮すべき要素について、講師がわかりやすく解説します。この部門のセッションが終わると、受講者は基本的な電源設計の知識を得ることができるでしょう。
第二部では、Vicorが今年3月に発表した最新のDC-DCモジュール「DCM3717」と「DCM3735」を中心に、その高性能を紹介します。特に注目なのは、最大出力が2kWで、48Vから12Vへの変換が可能なこの電圧安定タイプのコンバータです。この部では、実際の小型アプリケーションでの活用例も紹介されます。これにより、受講者は最新技術を実際のプロジェクトにどのように応用できるかを学べます。
さらには、充放電を含むアプリケーション例についての説明もあり、高電圧の電圧変換比を固定したバスコンバータBCMシリーズの使い方にも触れます。将来的にリリースされる「DCM3735」に関する情報や、その他の新技術についても議論される予定です。
このセミナーは、非常に実用的な内容を提供するものであり、技術者や開発者にとっては必見のプログラムです。参加者は、事前に参加登録をする必要がありますので、興味のある方は早めに申し込みを行うことをおすすめします。
Vicorは、パフォーマンスの高い電源モジュールを提供するリーディングカンパニーとして、その技術力に定評があります。40年以上にわたり、ハイパフォーマンスコンピューティングや産業機器、自動車、航空宇宙などの分野において、厳しい要件に応じた電源ソリューションを提供してきました。セミナーで得た知識が、皆さんの次なるプロジェクトに役立つことを期待しています。
当日は特に、Vicor社のシニアアプリケーションエンジニアである西川浩二氏が講演します。参加はオンラインで行われるため、自宅や職場から気軽に参加できます。セミナーの事前登録は、マクニカの公式サイトから可能です。
詳細や最新情報は、VicorのウェブサイトやSNSをチェックしてください。