『ベジ道楽』発売記念トークイベント
2025年4月26日、西荻窪の今野書店にて、料理人で文筆家の稲田俊輔氏と、有賀薫氏のトークイベントが行われました。これは、株式会社西東社が刊行した新刊『ベジ道楽 野菜をおいしく楽しむための偏愛ガイド』の発売を記念したものです。イベントでは、野菜の魅力をテーマに、両者が野菜を愛する理由や魅力的なレシピについて語り尽くしました。
野菜の魅力を再確認するトーク
このイベントは、料理人・稲田俊輔が「野菜で道楽する」をテーマに、野菜をどう楽しむかを徹底的に掘り下げた内容です。稲田氏は、SNSや書籍、雑誌を通じて食への強い興味を持ち、多くの人々に影響を与えています。トークの冒頭では、有賀氏が『ベジ道楽』を読んだ感想を語りました。「タイトルの『道楽』、まさに稲田さんにぴったりです」と述べ、両者の共通テーマを重んじながらも、それぞれのスタイルの違いに触れました。
稲田氏は「野菜の美味しさをどう伝えるか」を念頭に置き、様々な視点からレシピを考案しています。特に、スナップエンドウのレシピについて語り、「まさかのシンプルな料理にたどり着いた」と明かしました。これは他のレシピ本では見られない取り組みです。有賀氏もこれに共感し、「スナップエンドウこそ、最も美味しい食べ方ができる食材だと思う」と話しました。
野菜料理の家での魅力
トークの中で触れたのは、家庭での野菜料理の意義についてです。有賀氏は、「外で安く、美味しく野菜料理を楽しむのは難しい」と述べ、家庭で作ることのメリットを強調しました。稲田氏も「手間やコストを考えると、家庭ならではの贅沢がある」とし、家での料理の充実感について語りました。特に、お浸しや煮物など、外食では論理的に食べられないメニューについての思い入れも感じられました。彼らは、野菜は家庭で新鮮さやボリューム感を追求できることが、家で楽しむ大きなメリットであると語りました。
質問コーナーとサイン会
トークの後半では、参加者からの質問コーナーが設けられ、野菜の調理にこだわりたい調味料や、おいしかった地方野菜についての回答がありました。参加者たちとのコミュニケーションが生まれる中、熱い雰囲気でイベントは進行します。最後はサイン会で、多くのファンがお二人に感謝の意を表しました。
まとめ
今回の『ベジ道楽』トークイベントは、ただの料理本の紹介に留まらず、野菜の新たな楽しみ方を教えてくれる貴重な機会でした。この本を手にすれば、スーパーや八百屋で見かける野菜が、さらに魅力的に思えることでしょう。野菜料理の可能性を追求する『ベジ道楽』をぜひ手に取ってみてください。
書籍情報
タイトル:
『ベジ道楽 野菜をおいしく楽しむための偏愛ガイド』
発行元:
株式会社西東社
発売日:
2025年4月24日(木)
価格:
1,760円(税込)
判型・ページ数:
A5判・160ページ
ISBN:
9784791633647
購入ページ
会社概要
商号: 株式会社西東社
代表者: 若松和紀
所在地: 東京都文京区湯島2-3-13
事業内容: 書籍、小冊子、電子出版物などの制作・販売
URL: 公式サイト
本件に関するお問い合わせ先
企業名: 株式会社西東社
担当者名: 小林
TEL: 03-5800-3120
Email: [email protected]