エンジニア組織の生産性向上を実現する新たな連携
近年、テクノロジー業界ではエンジニア組織の生産性向上が求められています。その中で、ファインディ株式会社は自社の開発生産性可視化SaaS「Findy Team+」が、クラウド認証サービス「CloudGate UNO」との連携に対応したことを発表しました。この新たな連携により、エンジニア組織の業務効率化やセキュリティ強化が期待されています。
新たな連携の意義と背景
「Findy Team+」は2021年にリリースされて以来、約450社の企業に導入されており、開発者の体験向上を目指して活用されています。特にクラウドサービスが普及する昨今では、サイバー攻撃が増加の一途をたどっています。この状況に対抗するためには、セキュリティ対策として「すべてのアクセスを信用しない」というゼロトラストの考え方が必要不可欠です。
シングルサインオンの利便性
今回の「CloudGate UNO」と「Findy Team+」の連携により、CloudGate UNOを利用する企業はシングルサインオンを実現できます。これにより、複数のIDやパスワードの管理から解放され、エンジニアたちはストレスを軽減し、より集中して開発業務に取り組むことが可能になります。また、安全性を高めるために生体認証を利用した多要素認証も導入されており、大切な情報資産を守るための対策が強化されています。
「Findy Team+」の提供機能
「Findy Team+」は、エンジニア組織の健康診断としても機能します。
開発生産性の可視化
- - チームの状況が健全かどうかの判定
- - 国内外や事業部別パフォーマンスの分析
- - 新ツール効果の測定(例:GitHub Copilotなど)
開発生産性の向上
- - SPACEフレームワークやFour Keysなど、改善指標を導入し実施
- - 工数見積もりや振り返りの改善
組織課題の解消
- - ウォーターフォールからアジャイルへの移行
- - エンジニアとビジネス間の認識ギャップの改善
無料トライアルのご案内
「Findy Team+」では2週間の無料トライアルが提供されています。このトライアルでは、過去1年分のデータを使って自社の開発プロセスを分析したり、チームや個人のボトルネックの把握が可能です。専任の担当者との一時間程度の打ち合わせも包括されていますので、傾向分析や運用改善に向けた明確な方向性が得られます。
CloudGate UNOの特長
CloudGate UNOは、柔軟なアクセス制限と強固な認証を組み合わせたアイデンティティ管理プラットフォームです。このプラットフォームは、ゼロトラストアプローチに基づいたシングルサインオン機能により、重要な情報資産をサイバー攻撃の危険性から守る役割を果たします。また、FIDO2を利用したパスワードレス認証や生体認証など、先進的なセキュリティ対策も盛り込まれています。99.99%以上の稼働率を誇り、顧客からの信頼も高まっています。
まとめ
今後もファインディ株式会社は「Findy Team+」との連携を強化し、さらなるサービス拡充を目指しています。エンジニア組織の生産性向上に向けた取り組みは、今後の市場においても重要な鍵を握ることでしょう。より良い開発環境を提供するため、業界全体の進化に貢献していくことが期待されます。